SNSでの縦長動画投稿に対応するために、ミラーレス一眼で動画撮影をする際、縦撮り設定をしたはずが、スマホで確認すると横長に保存されてしまう問題が発生することがあります。この問題について、どのように対処すべきか、そしてなぜそのような現象が起こるのかを解説します。
縦撮り設定での動画撮影が横長になる理由
ニコンのZ30などのミラーレス一眼カメラで縦長の動画を撮影する際、カメラ本体では縦撮り設定が可能ですが、撮影された動画のデータとしては、カメラが「横長」のフォーマットで保存されることがよくあります。これは、ミラーレス一眼や一眼レフカメラの多くが、撮影した画像や動画を横向き(16:9の比率)としてデフォルトで記録するためです。
カメラ自体が縦で撮影している情報を「横長の比率で記録」するため、最終的にスマホに保存される際も横長で表示されてしまいます。スマホ側で自動的に縦横の向きを認識して修正することもありますが、手動での調整が必要な場合もあります。
縦長動画を正しく保存する方法
動画撮影後に縦長の動画を正しく表示させるためには、いくつかの方法があります。
- カメラ設定で縦撮りモードに対応したオプションを選択する:一部のカメラには、縦撮り専用の設定があり、これを使用すると正しい比率で動画が保存されます。
- 撮影後に編集ソフトで縦長に変更:撮影した動画を編集ソフトやアプリ(例えば、スマホの動画編集アプリ)で縦長に編集し直すことができます。これにより、SNSに投稿する際に正しい縦比率(9:16)で表示されるようになります。
- スマホの設定で縦横向きを確認する:スマホの設定やギャラリーアプリで、動画を自動で回転させるオプションが有効になっているか確認しましょう。
動画編集で縦長に直す方法
撮影後に動画編集を行い、縦長に調整するのが最も一般的な方法です。特にスマホ向けのSNS(InstagramリールやTikTok)では、9:16の比率が標準です。
動画編集アプリを使って簡単に縦長に調整できます。例えば、iPhoneやAndroid用の「InShot」や「Adobe Premiere Rush」などのアプリでは、簡単に画面を縦向きにリサイズできます。また、動画をトリミングして重要な部分だけを残すことも可能です。
まとめ
ミラーレス一眼を使って縦撮りした動画が横長になってしまう理由は、カメラの設定が縦向きの情報を横長として保存するためです。これを解決するためには、カメラの縦撮り設定を確認したり、撮影後に編集ソフトで縦長に調整する方法があります。SNSへの投稿時には、動画が正しい比率で表示されるように編集を行いましょう。
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