Steel Legend B550Mは、AMDのB550チップセットを搭載した高性能なマザーボードで、ストレージの拡張性にも優れています。SSDを2枚挿す場合、どのタイプのSSDを選べばよいか、適切なSSDの選定方法や取り付け手順について解説します。
Steel Legend B550Mのストレージスロットについて
Steel Legend B550Mには、M.2スロットが2つ搭載されています。1つはPCIe 4.0 x4接続対応、もう1つはPCIe 3.0 x4接続に対応しています。これにより、SSDの接続ポートとしては非常に柔軟な選択肢が提供されており、高速なストレージソリューションを利用することができます。
これらのスロットは、SSDの種類や接続規格に応じて使い分ける必要があります。PCIe 4.0対応のM.2スロットは、特に高速な読み書き速度を求める場合に最適です。
どのタイプのSSDを選ぶべきか?
Steel Legend B550Mには、主に2つのタイプのSSDを選べます:SATA接続型とM.2接続型です。しかし、より高速なパフォーマンスを求める場合、M.2 NVMe SSDを選ぶのが理想的です。
M.2 NVMe SSDは、PCIeバスを使用してデータ転送を行うため、SATA接続のSSDよりも大幅に高速な読み書き速度を提供します。Steel Legend B550Mは、特にPCIe 4.0対応のM.2スロットを備えているため、PCIe 4.0対応のNVMe SSDを使用すれば、さらに高速なパフォーマンスを引き出せます。
2枚のSSDを挿すための選び方
2枚のSSDをSteel Legend B550Mに挿す場合、2つのスロットにそれぞれ異なる規格のSSDを選ぶことができます。例えば、1枚はPCIe 4.0対応のNVMe SSD、もう1枚はPCIe 3.0対応のNVMe SSDというように、用途に応じて使い分けることが可能です。
もし、読み書き速度を最優先したい場合、最上級のパフォーマンスを提供するPCIe 4.0対応のM.2 NVMe SSDを1枚目に使用し、ゲームやアプリケーションのストレージを高速化するために、2枚目には容量重視のPCIe 3.0対応M.2 SSDを選ぶと良いでしょう。
取り付け方法と注意点
Steel Legend B550MにSSDを取り付ける際は、まずマザーボードに付属している説明書を確認し、M.2スロットの位置や取り付け方法を確認してください。取り付けるSSDのサイズに対応するM.2スロットを選んで、慎重にSSDを挿入します。
また、取り付け後はBIOS設定でSSDが正しく認識されているか確認しましょう。特に、PCIe 4.0対応のSSDを取り付ける場合は、BIOS設定でPCIeのバージョンを4.0に設定する必要があります。
まとめ
Steel Legend B550Mに2枚のSSDを挿す場合、M.2 NVMe SSDが最適です。PCIe 4.0対応のSSDを使用すれば、さらに高速なデータ転送が可能となります。2つのSSDをうまく使い分けることで、ストレージ性能を最大限に引き出すことができます。取り付けの際は、BIOS設定やスロットの選び方に注意し、最適な構成でPCを快適に運用しましょう。
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