iPhoneを落としてしまい、顔認証が反応しなくなってしまった場合でも、完全初期化して再設定することが可能です。特に、盗難モードがオンになっている場合でも、適切な手順を踏めば問題を解決できます。本記事では、Windowsパソコンを使ってiPhoneを完全初期化する方法について解説します。
顔認証が反応しない理由と対策
iPhoneの顔認証が反応しない主な理由は、画面の損傷やセンサーが正常に動作していないことです。顔認証機能を使えなくなった場合でも、パスコードを使用してiPhoneを操作することができます。しかし、顔認証に頼らないと不便さを感じることがあります。
画面がバキバキに割れている場合、画面の一部が反応しないこともあります。もしパスコード入力ができているのであれば、設定からリセット作業を行うことが可能です。今回は、パスコードが使える状態で、iTunes(またはWindowsPC)を使って初期化する方法をご紹介します。
Windowsを使ってiPhoneを完全初期化する方法
iPhoneの完全初期化には、WindowsPCを使ってiTunesを利用する方法が最も効果的です。以下の手順で進めてください。
- iTunesのインストール:WindowsPCにiTunesをインストールしていない場合は、Appleの公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。
- iPhoneをPCに接続:USBケーブルを使ってiPhoneをWindowsPCに接続します。接続すると、iTunesが自動的に起動する場合があります。
- iTunesでデバイスを認識:iTunesに接続されたデバイス(iPhone)が表示されるはずです。表示されたiPhoneアイコンをクリックします。
- 復元の選択:「概要」タブから「iPhoneを復元」を選択し、画面の指示に従って初期化作業を進めます。この操作でiPhoneが工場出荷時の状態に戻ります。
- 再設定:初期化が完了した後、iPhoneを再設定する画面が表示されるので、必要に応じてApple IDを入力し、再設定を行います。
注意点:盗難モードがオンの場合
iPhoneに「盗難モード」がオンになっていると、初期化前に「iCloudアカウント」と「パスコード」を入力する必要があります。これにより、他人が不正にiPhoneを初期化できないようになっています。
盗難モードがオンの状態であれば、iCloudのアカウントにサインインして、リモートでiPhoneを消去することもできます。PCまたは他のデバイスからiCloud.comにアクセスし、「iPhoneを消去」を選択すると、iPhoneが初期化されます。
まとめ
iPhoneの顔認証が反応しない場合でも、Windowsを使ってiTunesで初期化を行うことが可能です。パスコードを使って操作できるので、焦らずに初期化を試みましょう。また、盗難モードがオンの場合は、iCloudアカウントを使ってリモートで消去を行う方法もあります。これらの手順を踏むことで、iPhoneを再設定し、正常に使用できる状態に戻せます。
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