ひかりTVのチューナーAM900がサポート期限切れとなり、RECBOX(HVL-LS3)にダビングして視聴したいと考えている方へ、PanasonicビエラTVとRECBOXの接続方法や、DTCP-IPとお部屋ジャンプリンクの違いについて解説します。
1. PanasonicビエラTVでRECBOXを操作する方法
まず、PanasonicのビエラTVとRECBOXを接続して録画データを視聴するために、必要となるのは「DTCP-IP」という技術です。この技術は、デジタルコンテンツのコピー保護を行い、ネットワーク越しでのコンテンツの配信や視聴を可能にします。
ビエラTVとRECBOXの間でデータをやり取りするためには、両方の機器がDTCP-IPに対応していることが必要です。アイ・オーデータ(RECBOXのメーカー)によると、「ご使用のテレビがDTCP-IPに対応していれば、テレビを介してRECBOXの操作ができる可能性がある」とのことです。しかし、Panasonicのテレビの仕様がDTCP-IPに対応しているかどうかは、モデルごとに異なるため、確認が必要です。
2. DTCP-IPとお部屋ジャンプリンクの違い
質問の中で出てきた「お部屋ジャンプリンク」とDTCP-IPは、異なる技術です。以下にそれぞれの技術を説明します。
1. **DTCP-IP**:デジタル著作権管理技術を使用して、インターネットや家庭内ネットワークを経由してコンテンツを配信するための規格です。主に録画したテレビ番組などの保護されたコンテンツをネットワーク経由で視聴するために使用されます。
2. **お部屋ジャンプリンク**:Panasonicが提供する、家庭内ネットワークを使って異なる部屋のテレビや機器と接続し、映像や音楽を共有するための技術です。DTCP-IPと似たような目的を持つ技術ですが、より簡単なネットワークでの利用が可能です。
3. RECBOXとPanasonicビエラTVの接続確認方法
PanasonicビエラTVがDTCP-IP対応かどうかを確認するためのステップは以下の通りです。
1. **ビエラTVの取扱説明書**:まずはビエラTVの取扱説明書を確認し、「DTCP-IP」や「ネットワーク機能」について記載されている部分を探します。
2. **Panasonicサポートサイト**:もし取扱説明書に記載がなければ、Panasonicの公式サポートサイトやカスタマーサポートに問い合わせて、DTCP-IPの対応状況を確認しましょう。
4. 他社の録画データの取り扱いとHDDの視聴について
もしPanasonicのテレビがDTCP-IPに対応していない場合でも、他の方法で録画データを視聴する方法があります。
1. **PCや対応プレーヤーを使う**:録画したデータをPCに移行し、DTCP-IP対応のソフトウェアを使って視聴する方法があります。
2. **別のメディアプレーヤーを使用**:家庭内にある他のメディアプレーヤーやストリーミングデバイスがDTCP-IPに対応している場合、それを使ってテレビに表示する方法も考えられます。
まとめ
PanasonicビエラTVでRECBOXを使って録画データを視聴するためには、テレビとRECBOXの両方がDTCP-IPに対応している必要があります。もしDTCP-IP対応が確認できない場合でも、お部屋ジャンプリンクなどの技術を利用した別の方法で視聴が可能です。各機器の取扱説明書やメーカーサポートに問い合わせて、対応状況を確認し、最適な方法を選びましょう。
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