OKIのプリンターC811で、マルチパーパストレイにさまざまなサイズの用紙をセットした際、「用紙サイズが一致しません」というエラーが表示されることがあります。このエラーを回避し、スムーズに印刷を行うためには、いくつかの設定や操作が必要です。本記事では、エラーを解消するための方法を解説します。
マルチパーパストレイの用紙サイズ設定
まず最初に確認すべきは、プリンター側で用紙サイズが正しく設定されているかどうかです。OKI C811では、マルチパーパストレイに異なるサイズの用紙をセットすることができますが、プリンターが用紙サイズを正しく認識できていない場合、エラーが表示されます。
プリンターの設定メニューから「用紙サイズ設定」を選び、実際にセットした用紙のサイズと一致させることが必要です。これにより、プリンターは正しいサイズで印刷を開始します。
オンラインボタンでエラー回避
「オンラインボタンを押すだけで印刷が開始される」とのことですが、これが有効な理由は、プリンターがエラーを無視して強制的に印刷を開始するためです。しかし、毎回この操作を行うのは手間です。
エラーを回避するためには、プリンターのドライバー設定で「用紙サイズエラー無視」オプションを有効にすることができます。この設定を行うと、用紙サイズが一致しない場合でも、エラー表示がされずに印刷が開始されます。
プリンタードライバーの設定を調整する
OKIプリンターのドライバー設定を調整することで、用紙サイズエラーを回避することが可能です。以下の手順で設定を変更できます。
- プリンターのプロパティを開き、「詳細設定」タブに進みます。
- 「用紙サイズエラー」オプションを「無視する」に設定します。
- 設定を保存して、プリンターを再起動します。
これで、用紙サイズに関するエラー表示を避け、スムーズに印刷が行えるようになります。
プリンターのファームウェア更新
エラーが解消されない場合は、プリンターのファームウェアが古い可能性があります。OKIプリンターは定期的にファームウェアのアップデートを提供しています。
最新のファームウェアに更新することで、用紙サイズに関するエラーが改善される場合があります。OKIの公式サイトから最新のファームウェアをダウンロードし、指示に従ってインストールしてください。
まとめ
OKIプリンターC811で「用紙サイズが一致しません」というエラーを回避するためには、プリンターの設定やドライバーの調整、さらにはファームウェアの更新が効果的です。用紙サイズの設定を正しく行い、エラー無視オプションを有効にすることで、毎回オンラインボタンを押さなくてもスムーズに印刷が行えます。これらの手順を試して、快適な印刷環境を整えましょう。
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