EOS 60Dで動画撮影時に自動ピント合わせを実現する方法

デジタル一眼レフ

EOS 60Dで動画撮影を行う際に、iPhoneのように自動でピントを合わせる機能を活用したいと考えている方も多いでしょう。ここでは、EOS 60Dで動画撮影中にピントを自動で合わせる方法について解説します。

EOS 60Dでのピント合わせ機能について

EOS 60Dは、動画撮影時に「ライブビュー」モードを使用して自動的にピントを合わせることができます。しかし、iPhoneのようなスムーズなオートフォーカス(AF)は、EOS 60Dには搭載されていないため、動画撮影中にピントを動的に追うことは少し制限があります。

EOS 60Dは、従来の一眼レフカメラと同じく、動画撮影時にオートフォーカスを使用することができますが、静止画撮影時のようなピント合わせは少し遅れることがあります。これを改善するために、いくつかの方法があります。

ライブビューを使用したオートフォーカスの設定

EOS 60Dでのオートフォーカスを使うには、まずライブビューを有効にする必要があります。ライブビューとは、カメラの液晶画面でリアルタイムに画像を表示するモードのことです。このモードでは、被写体が画面に映ると自動的にピントを合わせることが可能になります。

設定手順としては、まずカメラをライブビューに切り替え、その後AFモードを選択します。AFモードは「ライブビュー専用オートフォーカス」に設定することで、カメラが自動的にピントを調整してくれます。

オートフォーカスのスムーズさを改善するための方法

EOS 60Dのオートフォーカス性能は、iPhoneのような高精度のAFを持っていませんが、いくつかの方法で改善することが可能です。例えば、AFの設定を「シングルAF」ではなく「継続AF」に設定すると、動いている被写体に対しても一定程度ピントを追従させることができます。

また、動画撮影時に使用するレンズを選ぶことも大切です。静音で高速なAFを実現する「STMレンズ」を選ぶと、オートフォーカスの動きがスムーズで、動画撮影時に映像がブレることなくピントを合わせやすくなります。

外部オートフォーカスシステムの導入

もし、EOS 60Dでのオートフォーカスのパフォーマンスに不満がある場合は、外部オートフォーカスシステムを導入する方法もあります。これらのシステムは、EOS 60Dのオートフォーカス機能を補完し、よりスムーズなピント合わせを実現できます。

たとえば、フォーカスプルーフィングや、フォーカスリモコンを利用することで、被写体に合わせてピントを手動で調整したり、一定の距離で固定したりすることができます。

まとめ

EOS 60Dでの動画撮影時にピントを自動で合わせるには、ライブビューを使ったオートフォーカス機能を活用することが基本です。しかし、iPhoneのようなスムーズなAFには限界があり、STMレンズを使用したり、外部オートフォーカスシステムを導入することで、より良い撮影体験が可能になります。最適な設定と機材を選ぶことで、よりプロフェッショナルな動画撮影ができるようになるでしょう。

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