GoPro HERO9で望遠撮影は可能?フィールド外からの撮影方法と代替案

ビデオカメラ

GoPro HERO9はアクションカメラとして広角撮影に優れており、スポーツやアウトドアでの迫力ある映像を記録するのに最適です。しかし「フィールド外からフィールド内の様子を撮影したい」となると、望遠機能が気になる方も多いでしょう。本記事では、GoProで望遠撮影は可能なのか、またその代替方法について解説します。

GoPro HERO9に望遠レンズはあるのか?

結論から言うと、GoPro HERO9には一眼レフやビデオカメラのような光学ズームレンズは搭載されていません。広角から標準程度の画角をデジタル的に補正する「デジタルズーム」機能はありますが、画質が劣化しやすいというデメリットがあります。最大ズーム倍率は約2倍程度で、遠くの被写体を高精細に撮影するのには不向きです。

GoProで少しでも望遠撮影に近づける方法

GoPro単体では限界がありますが、以下のような工夫で多少補うことが可能です。

  • Max Lens Modなどの交換用レンズアクセサリを使用
  • 編集時にトリミングして被写体を拡大
  • 外付けのテレコンバージョンレンズを取り付ける(社外品)

ただし、これらも本格的な望遠撮影には向かず、「少し寄せる」程度の補助にとどまります。

望遠撮影を本格的にしたい場合の代替機材

フィールド外から選手の表情や細かい動きを撮影したい場合、GoProよりも以下のようなカメラの方が適しています。

  • ビデオカメラ(ハンディカム):光学20倍以上のズームが可能
  • ミラーレス一眼+望遠レンズ:高画質で被写体を切り取れる
  • デジタルカメラの高倍率ズーム機:比較的手頃な価格で30倍以上のズームに対応

例えばスポーツの試合撮影では、家庭用ハンディカムやソニーのミラーレスに望遠レンズを組み合わせる方法が定番です。

GoProを活かす場面は別にある

GoProはあくまで「臨場感」を強みにしたカメラです。選手のヘルメットやゴールポストに設置して迫力ある映像を撮るなど、他のカメラでは難しい使い方で力を発揮します。そのため、望遠撮影は他のカメラに任せ、GoProは臨場感ある映像用に使うのがベストな活用法と言えるでしょう。

まとめ

GoPro HERO9には光学望遠機能がなく、遠距離の被写体を鮮明に撮るのは苦手です。デジタルズームやアクセサリで補える範囲は限られており、本格的にフィールド外からの撮影を行うならビデオカメラや望遠レンズ付きのカメラが適しています。一方でGoProは臨場感ある近距離映像に強みがあるため、役割を分けて使うのがおすすめです。

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