CPLフィルター(円偏光フィルター)は、写真撮影において色彩やコントラストを改善するために使用されます。長期間保管されたCPLフィルターを使う際に、劣化しているかどうかが気になるところです。特に、10年以上保管していた場合、その状態はどうなのかについて解説します。
長期間保管したCPLフィルターは使えるか?
CPLフィルターは、通常、ガラスやプラスチック製のレンズを使用しており、適切に保管されていれば、長期間使用可能です。防湿庫で保管されたフィルターは湿気やホコリから守られているため、基本的に劣化しにくいとされています。しかし、長時間の使用や保管状態によっては、わずかながら性能に影響が出ることもあります。
色の変化や視覚的な変化がなければ、フィルター自体の機能は問題ない可能性が高いです。特に、フィルターを液晶モニターで確認して明るさが正常に変化するのであれば、問題なく使用できるでしょう。
CPLフィルターの劣化を確認する方法
CPLフィルターの劣化が心配な場合、目視で色の変化や表面の傷を確認することが重要です。変色がない場合でも、長時間の保管が原因でコーティングが劣化している可能性もあります。フィルターを外して、取り付ける前に丁寧にチェックし、異常がないか確認しましょう。
また、液晶モニターで試してみることは一つの方法ですが、実際の撮影時にもフィルターを使って確認することをおすすめします。実際に撮影してみて、色味やコントラストが改善されるかどうかをチェックするのが最も確実です。
マルミ製CPLフィルターの信頼性
マルミは長年の実績がある信頼性の高いフィルターブランドです。マルミ製のCPLフィルターは品質が高く、使用しても劣化しにくいとされています。したがって、フィルターのコーティングやガラス部分が正常であれば、10年以上経過していても十分に使用可能です。
また、マルミのCPLフィルターは耐久性に優れており、適切に保管されていれば劣化の心配はほとんどありません。気になる点があれば、使用前に軽く拭き取るなどの手入れをすることで、性能を最大限に発揮できます。
まとめ
10年以上保管されたマルミのCPLフィルターは、適切に保管されていれば問題なく使用できることがほとんどです。色の変化や視覚的な劣化がない場合、フィルター自体は正常であり、液晶モニターでのテストでも問題がなければ、実際の撮影にも問題はないでしょう。ただし、長期間使用しなかった場合でも、使用前に目視や撮影テストで確認することをおすすめします。
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