PENTAXカメラで写真ファイルを時系列に整理する方法|SDカードとファイル番号の仕組み

デジタルカメラ

デジタルカメラで撮影した写真を整理するとき、SDカード間でデータをまとめ直すケースはよくあります。しかし、カメラ内部でのファイル番号の振り方や表示順を理解していないと「時系列に並ばない」「番号がリセットされて順番が逆になる」といった問題が起きやすいのも事実です。この記事では、特にPENTAXカメラを例に、写真ファイルをSDカードに戻した際にどう表示されるか、整理のコツを解説します。

カメラはファイル名順ではなく日付順で管理される?

多くのデジタルカメラは、撮影日時(Exif情報)をもとに写真を管理しています。PCでフォルダーを作り直しても、カメラ内での表示順は必ずしも「ファイル名順」ではありません。PENTAXの場合も、日付フォルダーごとに管理されるため、まとめ直したフォルダーをSDカードに入れても完全に希望通りに並ばない可能性があります。

実例として、ファイル番号がIMGP9000まで進んだ後、新しいカードに変えてIMGP0033になった場合、カメラで見ると古い番号の写真が「新しい」と誤認されることがあります。

ファイル番号リセットの仕組み

カメラのファイル番号は、SDカードを初期化したり新しいカードを使ったりするとリセットされる場合があります。そのため、IMGP2000番台とIMGP0033のように番号が逆転することが起きます。

PENTAXには「ファイル番号連番設定」という機能があり、これをONにしておくと、カードを交換しても前の番号から継続されます。今後撮影する際に順番を崩さないためにも、設定を確認しておくと安心です。

PCで整理する際のコツ

時系列に並べたい場合、PCでファイル名をリネームするのが効果的です。例えば、「2023-01-01_001.jpg」「2023-01-02_001.jpg」といった形式に変更すれば、番号順=日付順で整理できます。

また、Exif情報をもとにファイル名を自動リネームできるフリーソフトやツールを使うと、大量の写真も一括で整理できます。これにより、SDカードに戻した際も見やすく管理できます。

写真をカメラに戻す際の注意点

写真をSDカードに戻す場合、カメラが認識するフォルダー構造(例:DCIMフォルダー)を崩さないことが重要です。独自のフォルダーを作成しても、カメラ側で表示されない場合があります。

したがって、PCで整理した写真を戻すときは、DCIMフォルダー内に正しい形式で保存し、必要に応じてファイル名を調整してください。

実例:子供の成長記録を一枚のカードにまとめる場合

例えば、運動会や旅行の写真を別々のカードに保存していた場合、PCで取り込み後に日付順にリネームし、1枚のSDカードにまとめ直せば見返しやすくなります。その際、カメラでの表示順が崩れても、PCやスマホで確認すれば問題なく時系列で楽しめます。

まとめ

PENTAXカメラで写真をまとめる場合、SDカードに戻しても必ずしも「時系列通り」になるわけではありません。ファイル番号のリセットやフォルダー構造の違いが影響するためです。確実に整理したいなら、PCでリネームして管理するのがベストです。今後の撮影では「連番設定」をONにしておくとトラブルを防げます。大切な思い出を時系列で見返せるよう、少し工夫を加えて整理してみてください。

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