「本日をもって利用停止」は詐欺電話の典型|押さない・折り返さない・相談先と固定電話の安全対策【2025年版】

スマートデバイス、ガラケー

固定電話に「お客様の携帯電話は本日をもって利用停止されます。詳しくは1を押してください」などの自動音声がかかってきたら、特殊詐欺の典型的な誘導です。実在企業や公的機関を名乗って不安を煽り、ボタン操作や折り返し電話で個人情報や金銭を狙います。本記事では、根拠となる公的情報を踏まえ、今すぐできる具体的な対策と相談先をわかりやすく解説します。

「本日で利用停止」はどんな手口?最新の傾向

近年は自動音声や国際電話番号を悪用し、通信会社(例:NTT等)や省庁の名をかたり「未納料金がある」「○時間後に止まる」と告げ、数字キー入力や折り返しを促す手口が多発しています。消費者庁は、こうした実在事業者を装う架空請求型の自動音声に注意喚起を出しています。[参照:消費者庁の注意喚起]

また国民生活センターは、「2時間後に電話が使えない」等の脅し文句は偽物であり、省庁やNTTが自動音声やSMSで停止通告をすることはないと明確に注意しています。[参照:国民生活センター]

やってはいけないこと/やるべきこと

やってはいけないこと やるべきこと
ガイダンスに従って「1」等の数字を押す すぐに切って、着信番号を記録する
その場で折り返す・聞かれた情報を伝える 正規窓口を自分で調べ、公式番号に相談
リンクを開く・SMSのURLをタップ 留守電・番号表示・非通知拒否を設定

警察庁は「犯人と話をしない」ことを最重要とし、番号表示や非通知拒否、防犯機能付き電話の活用を推奨しています。[参照:警察庁SOS47]

具体的な対処ステップ(固定電話向け)

①通話を切る:相手にしない。ボタン操作を求められても押さない。②公式番号で確認:通信会社や市区町村の公式サイトに載る窓口へ、自分で調べた番号で相談。③端末設定:番号表示・非通知拒否・留守電の活用(在宅時も留守電推奨)。防犯機能付き電話も有効。[参照]

④共有と通報:家族・近隣に注意喚起。被害や不安があれば、消費生活センター(局番なし188)や警察相談(#9110)へ。自治体でも同様の注意喚起が行われています。[参照:自治体の周知例]

よくある例と撃退フレーズ集

例1:「この電話は本日で使えなくなります。心当たりがある方は1番を…」→(対処)無言で切る。折り返しやボタン操作はしない。公式番号でのみ確認する。

例2:「未納料金があります。今すぐ支払いを」→(対処)払わない・教えない。キャッシュカード番号や認証コード、マイナンバー等は一切伝えない。

使える一言:「詐欺電話が多いので公式窓口に確認してから折り返します」と言って切る(港区の注意喚起でも推奨)。[参照]

なぜ切れてしまうの?技術的背景と固定電話の守り方

自動音声は大量発信のため海外発信や偽装番号(番号スプーフィング)が使われ、押下や応答で「生きている番号」だと認識され再度狙われる場合があります。折り返し先も高額通話や詐欺窓口のことがあるため、反応しないのが最善です。

被害抑止には、番号表示非通知拒否防犯機能付き電話(事前警告・自動録音)の3点セットが有効です。警察庁も導入を推奨しています。[参照]

根拠と公的情報へのリンク

・消費者庁:大手通信関連会社名をかたる自動音声・国際電話等による架空請求への注意喚起(2024/6/11)。[参照] / 詳細PDF(事例と誘導文言の具体例あり)。[参照]

・国民生活センター:自動音声で「電話を止める」は虚偽、NTTや総務省はそのような連絡をしないと明記(2024/12/19)。[参照]

・警察庁(SOS47):犯人と話をしない/番号表示・非通知拒否/防犯機能付き電話の活用を推奨。[参照]

・NTTファイナンス:自動音声や国際電話で未納を迫る連絡は行わないと明記。[参照]

被害に遭ったかも?相談先とチェックリスト

緊急時:金銭被害・カードや口座情報・OTP等を伝えた→ただちに金融機関の紛失・利用停止、警察(110)へ通報。

相談窓口:消費生活センター(局番なし188)、警察相談#9110、自治体の消費生活担当。近隣でも注意喚起が継続中です。[参照:自治体の案内例]

まとめ

「本日で利用停止」などの自動音声は、押さない・折り返さない・公式で確かめるが鉄則です。固定電話は在宅時も留守電にし、番号表示・非通知拒否・防犯機能付き電話で物理的にシャットアウト。迷ったら一人で抱え込まず、188/#9110へ早めに相談しましょう。家族内での合言葉や撃退フレーズを決めておくと、被害防止にさらに有効です。

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