常夜灯にすると節電になる?豆電球と全灯の消費電力を比較

電池

夜間の照明をどう使うかで電気代は意外と変わります。「全灯」ではなく「常夜灯」にしておけば節電になるのかと気になる方は多いでしょう。本記事では、豆電球や常夜灯の消費電力と全灯時の比較をわかりやすく解説します。

常夜灯とは?

常夜灯とは、照明器具に内蔵されている小型のランプ(多くは豆電球)を点灯させる機能です。寝室やリビングで夜間にほんのり明かりをつけたいときに使われます。

一般的なシーリングライトの常夜灯には、消費電力0.5W〜1.0W程度の豆電球が使用されます。一方、全灯モードではLEDでも20W〜50W程度、蛍光灯や白熱電球ならさらに大きな消費電力になります。

常夜灯と全灯の電気代比較

例えば、電力単価を27円/kWhと仮定して計算すると以下のようになります。

使用モード 消費電力 1時間あたりの電気代
常夜灯(0.5W) 0.5W 約0.013円
全灯(LED 30W) 30W 約0.81円
全灯(蛍光灯 60W) 60W 約1.62円

このように、常夜灯は全灯のわずか数十分の一以下の消費電力で済むため、長時間つけっぱなしにするなら大きな節電効果があります。

常夜灯の節電効果をさらに高める方法

ただし、豆電球は寿命が短く交換が必要になる場合があります。そこで次の工夫がおすすめです。

  • LED常夜灯に交換する(さらに消費電力が少なく長寿命)
  • 必要のない時はタイマーや人感センサーを利用する
  • 間接照明や小型LEDランプを併用して雰囲気を調整する

特にLEDタイプの常夜灯は0.1W以下のものもあり、一晩中点灯しても月数円程度しかかかりません。

実際の家庭での事例

ある家庭では、リビングの常夜灯を白熱電球タイプからLEDタイプに変更したところ、年間で約500円以上の節電につながったそうです。小さな工夫でも積み重ねれば大きな違いになります。

また、寝室では常夜灯を使う代わりに調光付きのスタンドライトを設置し、就寝前の読書とナイトライトを兼用する工夫をしている家庭もあります。

まとめ

常夜灯(豆電球)は全灯に比べて圧倒的に消費電力が小さいため、節電には非常に有効です。さらにLED常夜灯を導入すればコストを抑えつつ快適な夜間照明が可能になります。夜間に照明を使う習慣がある方は、常夜灯を上手に活用することで電気代を大きく節約できるでしょう。

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