iPhone12からiPhone16へ乗り換え時のSIM問題|eSIM移行とSIMなしのデメリットを解説

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iPhoneを買い替えた際に「SIMなし」と表示されて困った経験はありませんか?特にiPhone12からiPhone16に機種変更した場合、物理SIMが使えず戸惑う人が多いです。この記事では、iPhone16でSIMが使えない理由と、eSIMへの移行方法、さらにSIMがない状態でのデメリットについてわかりやすく解説します。

iPhone16で物理SIMが使えない理由

iPhone16シリーズでは、物理SIMカードのスロットが廃止され、eSIM専用設計になっています。つまり、iPhone12で使っていたnanoSIMをそのまま差し替えることはできません。

これはAppleが世界的に進めている「SIMカードのデジタル化」の一環であり、アメリカ版のiPhone14からスタートした流れが、日本国内でも主流になってきています。

eSIMへの移行方法

iPhone16で通信を使うには、契約しているキャリアの窓口やオンラインサービスでeSIMを発行する必要があります。手順は以下の通りです。

  • キャリアショップまたはオンラインで「eSIM再発行」を申し込む
  • 発行されたQRコードをiPhone16で読み取る
  • 設定アプリ > モバイル通信 > eSIMを追加 から登録

実例:ドコモやauでは、店舗で即日発行可能。楽天モバイルやLINEMOではオンライン手続き後にすぐにQRコードを入手して設定できるため、最短数分で開通できます。

SIMがない状態のデメリット

SIM(またはeSIM)が設定されていないと、スマホの通信機能に大きな制限がかかります。

利用できないこと 影響
音声通話 電話番号を使った通話ができない
モバイルデータ通信 Wi-Fiがない環境ではインターネット不可
SMS認証 銀行やSNSの二段階認証が受け取れない
キャリアメール @docomo.ne.jpなどのメールが利用不可

特に銀行やSNSの本人確認でSMSを受け取れないと大きな不便につながるため、早めにeSIMを導入することが重要です。

eSIM移行時の注意点

eSIMに移行する際には以下の点に注意しましょう。

  • 旧端末でeSIMを削除してから新端末に登録する必要がある
  • 一部の格安SIMはeSIMに非対応のプランがある
  • 回線切り替え中は一時的に電話や通信ができない

実例:UQモバイルで物理SIMを使っていたユーザーがiPhone16に機種変更する際、店舗でeSIMへの切り替えが必要でした。オンライン手続きに不安がある場合はショップを利用するのが安心です。

まとめ

iPhone16では物理SIMが使えないため、従来のSIMカードをそのまま挿すことはできません。キャリアでeSIMを発行・登録することが必須となります。SIMがないと通話やSMS認証ができず大きな不便が生じるため、早めに手続きを済ませましょう。特に初めてeSIMを利用する人は、キャリアショップでスタッフにサポートしてもらうと安心です。

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