長期間使用していないモバイルバッテリーの危険性と処分方法

2年以上使用していないモバイルバッテリーに関する質問について解説します。長期間放置したバッテリーが爆発するリスクがあるのか、そしてその処分方法についても詳しく説明します。モバイルバッテリーを安全に取り扱うための注意点を理解しましょう。

1. 長期間使用していないモバイルバッテリーの危険性

モバイルバッテリーは使用していない期間が長くなると、内部の化学反応やセルが劣化することがあります。これが原因で、バッテリーの性能が低下したり、最悪の場合、膨張や爆発を引き起こす可能性があります。

特に、リチウムイオンバッテリーを使用しているモバイルバッテリーは、長期間放置すると内部の化学物質が不安定になり、過充電や過放電、または過熱が原因で危険な状態になることがあります。放置している間に充電が進んだり、バッテリーが自己放電してしまったりすることもあります。

爆発のリスクは非常に低いですが、放置されたモバイルバッテリーが完全に劣化すると、極端な温度変化や物理的な衝撃によって、膨張や火災が発生する可能性があります。特に、過度の充電や短絡（ショート）などが引き金となることがあります。

そのため、2年以上使用していないバッテリーは、放置するのではなく、早急に処分した方が安全です。

モバイルバッテリーを処分する際は、適切な方法で行う必要があります。以下の方法を参考にして、安全に処分しましょう。

専門のリサイクル施設に持って行く: 家電量販店や地域のリサイクルセンターで、リチウムイオンバッテリーを取り扱っている場所を探し、持ち込むのが最も安全です。
バッテリー回収ボックスを利用する: 使い終わったバッテリーを回収する専用ボックスが設置されている場所もあります。これを利用して処分しましょう。
廃棄物のルールを守る: モバイルバッテリーは可燃物として処分することができないため、必ず指定された方法で廃棄します。