子どもから大人まで幅広い層に人気のオンラインゲーム「Roblox(ロブロックス)」。手軽に遊べるゲームとはいえ、実際に古いノートパソコンやエントリー向けのCPUで快適に動作するのかは気になるところです。ここでは、Intel Atom N150を搭載したパソコンでRobloxをプレイする際のポイントや注意点を解説します。
Intel Atom N150とはどんなCPU?
N150は2010年前後に登場した低消費電力CPUで、ネットブックと呼ばれる小型ノートPCによく搭載されていました。クロック数も低く、マルチコア性能も現代基準ではかなり非力です。そのため、最新のゲームや重めのアプリを快適に動かすには厳しい性能となっています。
Roblox自体は軽量ゲームエンジンを採用しているため、最新PCであればエントリークラスでも問題なく動作しますが、N150のような古いCPUでは動作がカクつく可能性が高いです。
Robloxの必要スペックとN150の比較
- 推奨CPU: Intel Core i3以上
- 必要メモリ: 4GB以上
- グラフィック: DirectX 10以上対応
N150はCore i3と比較すると数世代前のローエンドCPUであり、性能差は非常に大きいです。特に3D描画処理や複数プレイヤーが集まるゲームモードでは、フレームレートが安定せず快適さを感じにくいでしょう。
実際に起こりうる不具合
実際にN150クラスのPCでRobloxを動かそうとすると、以下のような症状が出ることがあります。
- キャラクターやマップがカクつく(低fps)
- ロード時間が長い
- ゲームが途中でフリーズする
特にグラフィックの多いモードやオンライン人数が多いサーバーでは、まともに遊ぶのが難しいケースも少なくありません。
改善策と代替案
どうしてもN150搭載PCでRobloxを試したい場合は、グラフィック設定を最低に落とし、他のアプリを全て終了させてプレイすることが前提となります。また、古いHDDを搭載している場合はSSDへ換装するとロード時間の改善が期待できます。
ただし、根本的にCPU性能が不足しているため、快適に遊びたいのであれば中古でも構わないのでCore i5以上のCPUを搭載したノートPCやデスクトップへの買い替えを検討した方が安心です。
まとめ
Intel Atom N150を搭載したパソコンでRobloxをプレイするのは、技術的には可能ですが、快適さは期待できません。カクつきやフリーズに悩まされる可能性が高く、本格的に楽しむならより新しいスペックのPCを用意するのがおすすめです。軽量なタイトルで遊ぶのには役立つかもしれませんが、Robloxを存分に楽しみたい方は買い替えを検討するのが賢明でしょう。
コメント