ノートパソコンに外付けモニターを接続する際に使うケーブルの選び方について、多くの方が迷われることがあります。特に、ケーブルの規格が合っているかどうかで画面表示が正しくされるか、またはしないかが決まります。この記事では、モニターとPCをつなぐケーブルの種類と、それを選ぶ際のポイントについて解説します。
1. USB-CとHDMIの違い
外付けモニターとの接続には、USB-CやHDMIなど、いくつかのケーブルタイプがあります。USB-Cは高速度データ転送に対応しており、ディスプレイ出力も可能ですが、全てのUSB-Cケーブルがディスプレイ出力に対応しているわけではありません。特にPCのUSB-CポートがDisplayPort Alt Modeに対応しているかが重要です。
2. USB-Cケーブルの規格
USB-Cのケーブルは、実は単にデータ転送だけでなく、映像信号や電源供給にも使われます。モニターに接続するためには、映像出力に対応した「USB-C DisplayPort Alt Mode」に対応しているケーブルを選ぶ必要があります。PCの差し込み口がUSB-Cでも、映像出力に対応した規格でないと表示されません。
3. 解像度やリフレッシュレートの問題
ケーブルを選ぶ際には、接続したモニターがサポートする解像度やリフレッシュレートに合った規格のケーブルを選ぶことも重要です。例えば、4K解像度や120Hzのリフレッシュレートに対応するには、それに対応した帯域幅を持つケーブルを使用する必要があります。安価なケーブルだと、帯域幅が足りず、解像度やリフレッシュレートに制限がかかることがあります。
4. ケーブルの長さとコンパクトさ
ケーブルを選ぶ際には、使用するシーンに合わせて長さを選ぶことも大切です。長すぎても扱いづらいですし、短すぎてもモニターとの位置関係に支障をきたす場合があります。また、コンパクトさも重要です。特に持ち運びを考える場合、柔軟で軽量なケーブルを選ぶと便利です。
まとめ
PCと外付けモニターを接続する際に最適なケーブルを選ぶには、規格や性能の違いを理解することが重要です。USB-Cの場合、DisplayPort Alt Modeに対応したケーブルを選ぶことで、スムーズな接続が可能になります。また、解像度やリフレッシュレート、ケーブルの長さやコンパクトさにも注意して、自分に合ったケーブルを選びましょう。
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