カシオFX-690Vの液晶表示不良修理法:フラットケーブルの圧着と位置調整のコツ

家電、AV機器

カシオのFX-690V関数電卓の液晶表示部のセグメントが消えてしまう問題に直面した場合、フラットケーブルをアイロンで圧着して修理する方法があります。この方法でほとんど直ったものの、最大桁の一部がまだ消えたままという場合、フラットケーブルの位置や圧着のやり方に関する疑問が浮かびます。

フラットケーブルと液晶の位置は正しいか?

フラットケーブルを圧着する際、液晶の表示部分とフラットケーブルの位置合わせは非常に重要です。通常、開けた際に内部側から見てフラットケーブルの右端を圧着するのが正しい方向となります。この位置で圧着を行うことで、フラットケーブルの接続不良を改善することができます。

圧着する際、アイロンを適切に設定し、短時間で均等に圧力をかけるように注意しましょう。また、温度設定も低すぎず高すぎないように調整してください。アイロンの設定が適切でないと、逆に接続部分が損傷してしまうことがあります。

アイロンでの圧着がうまくいかない場合の対策

もし一度の圧着で改善が見られない場合、再度アイロンを当てて圧着を試みるのは有効です。ただし、何度も繰り返すことでフラットケーブルや液晶が損傷する可能性もありますので、慎重に行ってください。特に最大桁の表示部分が依然として消えている場合、接触部分に小さなゴミやほこりがついていないかも確認することをおすすめします。

また、アイロンの温度や時間の調整に失敗すると、うまく圧着できない場合もありますので、テスト印刷を行いながら少しずつ調整するのが効果的です。

液晶表示の不具合を完全に修復するための最終手段

どうしても改善しない場合、フラットケーブルや液晶部分の交換が必要となることがあります。これらの部品が完全に劣化している場合、修理や交換を専門業者に依頼することが最も確実です。修理に関しては、カシオの公式サポートや、電子機器修理の専門店に相談するのが良いでしょう。

それでも修理を自分で試みたい場合は、交換パーツの購入を検討し、慎重に作業を行いましょう。

まとめ

カシオFX-690Vの液晶表示不良は、フラットケーブルの圧着によって改善することができます。圧着の際、アイロンの設定やフラットケーブルの位置に注意し、慎重に作業を行うことが重要です。もし再度の圧着で改善しない場合、交換部品を使用するか、専門業者に依頼するのも一つの手段です。手間がかかるかもしれませんが、愛用の電卓を復活させるための一歩となるでしょう。

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