エアコンの室外機設置後に発生するトラブルとその対処法

エアコンを設置後に、室外機の位置を動かしてしまった結果、ガスが抜けてしまうのか心配という方も多いです。この問題について、適切な対処法を解説します。

エアコンのガスが抜ける原因

エアコンのガス（冷媒）が抜ける主な原因は、配管が外れる、傷がつく、または極端な振動などです。特に、室外機の位置を動かすことによって、配管の接続部分に負荷がかかり、ガス漏れが発生する可能性があります。しかし、正しく設置されていれば、単に位置を変えたくらいでガスが抜けることは稀です。

エアコン業者が「動かさないでください」と警告する理由は、配管が適切に固定されていることを確保するためです。もし配管にダメージを与えるようなことがあれば、その部分からガスが漏れる可能性が高くなります。特に設置後に動かした場合、配管が緩んだり、亀裂が入ったりすることがあるため、注意が必要です。

もしガスが抜けた場合、最初に行うべきことは、業者に連絡し、ガスの再充填を依頼することです。自己責任と考えることもできますが、確実にガスが抜けているかどうかを専門の業者が確認する必要があります。また、設置業者に対して、設置位置の確認をしてもらうことも重要です。

設置時に「場所の確認をしなかった」ことに対して不安を感じるかもしれませんが、業者側の説明が不十分だった場合は、その点についても丁寧に確認することが重要です。また、設置後に自分で変更を加える前に、必ず業者に確認を取ることをお勧めします。

エアコンの設置後に配管を動かすことは、冷媒のガス漏れなどの問題を引き起こす可能性があるため、慎重に扱う必要があります。もし疑問や不安があれば、専門の業者に再度確認をお願いし、必要な対応を行いましょう。