DELL Inspiron 13 5370のWindows 11対応について:TPMが検出されない場合の対処法

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DELL Inspiron 13 5370がWindows 11に対応しているかどうか、そしてTPM(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)が検出されない場合の対処法について解説します。この記事では、Windows 11の要件や、TPMが有効でない場合にできる対処方法をご紹介します。

DELL Inspiron 13 5370とWindows 11の互換性

DELLの公式リストに、Inspiron 13 5370がWindows 11のサポート対象として記載されています。これにより、通常はWindows 11へのアップグレードが可能です。ただし、TPMが検出されない場合、アップグレードの際に問題が発生することがあります。

Windows 11には、TPM 2.0というセキュリティ機能が必須とされていますが、DELL Inspiron 13 5370に搭載されているTPMが見つからない場合、PCがWindows 11の要件を満たしていないと誤認されることがあります。

TPMが検出されない場合の原因

TPMが「テストできない仮想ネットワークアダプター」と表示される原因は、いくつか考えられます。まず、BIOS設定でTPMが無効になっている可能性が高いです。デフォルトでは、TPMは無効になっていることが多いため、BIOSを確認してTPMを有効にする必要があります。

また、TPM 2.0が搭載されているにもかかわらず、Windowsがそれを検出できない場合もあります。この場合、Windowsの設定やドライバが正しくインストールされていないことが原因です。

BIOSでTPMを有効にする方法

DELL Inspiron 13 5370でTPMを有効にするためには、以下の手順を試してください。

  1. PCを再起動し、起動時に「F2」キーを押してBIOS設定に入ります。
  2. 「Security」タブを選択し、「TPM Security」または「TPM 2.0」の項目を探します。
  3. 「TPM」オプションを「Enabled」に設定します。
  4. 変更を保存してBIOSを終了し、PCを再起動します。

これで、TPMが有効になり、Windows 11のインストールが可能になる場合があります。

Windows 11のシステム要件とDELL Inspiron 13 5370の対応

DELL Inspiron 13 5370がWindows 11に対応するためのシステム要件は以下の通りです。

  • 64ビット対応のプロセッサ(第8世代のIntel Core i3は対応しています)
  • 4GB以上のRAM
  • 64GB以上のストレージ
  • DirectX 12対応のグラフィックスカードまたはWDDM 2.0ドライバ
  • TPM 2.0
  • Secure Bootのサポート

これらの要件を満たしていれば、DELL Inspiron 13 5370でもWindows 11へのアップグレードが可能です。TPM 2.0が有効でない場合は、BIOS設定で有効化することで解決できます。

まとめ

DELL Inspiron 13 5370は、公式にはWindows 11をサポートしていますが、TPMが無効になっている場合は、BIOS設定で有効にする必要があります。これにより、Windows 11の要件を満たし、スムーズにアップグレードができるようになります。もしTPMが検出されない場合は、まずBIOSを確認し、適切な設定を行ってから再度アップデートを試みてください。

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