海外スマホのGSM周波数(850/900/1800/1900MHz)は日本で使える?

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海外で販売されているスマートフォンの多くは、GSM周波数帯(850/900/1800/1900MHz)に対応していますが、果たしてこれらのスマホは日本でも問題なく使えるのでしょうか?日本の携帯通信ネットワークに対応しているかどうか、購入前に確認することが重要です。この記事では、海外スマホのGSM周波数帯について、日本で使えるかどうかを解説します。

GSM周波数帯とは?

GSM(Global System for Mobile Communications)は、世界的に広く使われている携帯通信規格の一つで、複数の周波数帯を使用して通信を行います。GSM周波数帯には、850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHzなどがあります。

日本国内では、主に2つの通信規格、FOMA(3G)とLTE(4G)が使用されており、それぞれ対応する周波数帯が異なります。したがって、海外で購入したスマホがこれらの周波数帯に対応しているかどうかが、重要なポイントとなります。

日本の携帯電話ネットワークの周波数帯

日本で使用される主な周波数帯は以下の通りです。

  • 800MHz(ドコモ、auなどの3Gネットワーク)
  • 2100MHz(ソフトバンクなどの3G、4Gネットワーク)
  • 1500MHz、1700MHz(au、ソフトバンクの4G LTEネットワーク)
  • 700MHz、900MHz、1800MHz(LTEの最新規格に対応)

これらの周波数帯のいずれかに対応していれば、日本国内でも利用可能です。ですが、海外で購入したスマホが日本の通信規格に対応していない場合、電波を受信できず、通話やインターネットが使えなくなります。

GSM周波数(850/900/1800/1900MHz)対応のスマホは日本で使えるか?

海外で販売されているスマホがGSM周波数(850/900/1800/1900MHz)に対応している場合、日本でも使える可能性があります。しかし、注意点があります。

日本では、主にW-CDMA(3G)やLTE(4G)が使用されていますが、これらの周波数帯(例:2100MHz、1500MHz、700MHzなど)にも対応している必要があります。GSM周波数帯だけに対応しているスマホは、日本の3Gや4Gネットワークに接続できないことがあるため、十分な通信速度が得られない可能性があります。

海外スマホを日本で使うためのポイント

日本で海外スマホを使用する場合、以下のポイントを確認することが重要です。

  • 対応する周波数帯を確認:スマホが日本のLTEや3Gネットワークに対応しているか確認する。
  • SIMロック解除:海外のスマホはSIMロックがかかっていることが多いため、ロック解除を行う必要があります。
  • 通信速度の確認:日本のネットワークで高速通信が利用できるか、対応するバンド(周波数帯)を調べる。

まとめ

GSM周波数(850/900/1800/1900MHz)に対応している海外スマホは、日本の通信ネットワークでも利用できる場合がありますが、すべてのネットワークに対応しているわけではありません。購入前に対応する周波数帯を確認し、SIMロック解除や通信速度の確認を行うことが大切です。日本の4Gネットワークに対応しているスマホを選べば、より快適に使用することができます。

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