バスケットボールのような動きの速いスポーツ撮影において、最適なレンズ選びはとても重要です。特に、ライブでの試合を撮影する場合、距離感やボケ感、ズーム範囲が撮影のクオリティに直結します。この記事では、Canon EOS R6 Mark IIを使用してバスケットボールを撮影する際のレンズ選びのポイントについて解説します。
1. バスケットボール撮影に必要なレンズの特徴
バスケットボールの撮影に適したレンズは、主に以下の特徴を持つべきです。
- 焦点距離:コート全体を撮影するためには、長い焦点距離が重要です。被写体の動きをしっかり捉えるため、焦点距離が長めのレンズが役立ちます。
- 手ブレ補正:バスケットボールの試合は速いため、手ブレ補正機能が重要です。特に長時間撮影する場合、手ブレを抑える機能があると撮影が安定します。
- ズーム機能:ズームができるレンズは、プレイヤーの動きに合わせてフレームを調整しやすく、特にコートの広い部分を撮影するのに便利です。
2. レンズ選びの候補:EF 70-200mmとその他のレンズ
質問者が考えているように、EF 70-200mmのレンズは非常におすすめです。スポーツ撮影に最適な焦点距離を提供し、被写体に合わせたズームが可能です。以下の特徴があります。
- 柔軟な焦点距離:70mmから200mmまでのズーム範囲は、コートの近くから遠くまで幅広いシーンに対応できます。
- 手ブレ補正:多くの70-200mmレンズには手ブレ補正機能が搭載されており、動きの激しいシーンでも安定した撮影が可能です。
- 被写体にフォーカスしやすい:ボケ感を活かした撮影が可能で、選手やシーンに合わせたクオリティの高い写真を撮影できます。
また、135mmレンズも選択肢として検討する価値がありますが、ベンチなど近距離のシーンでは不便に感じる可能性があるため、レンタルで試してから決めるのも良いでしょう。
3. 広角レンズの選択肢:コートエンドからゴール下まで全身を収めるために
コートエンド1列目から撮影する場合、全身を収めたいというニーズがあるなら、広角レンズが有効です。70-200mmレンズを使用すると、ゴール下の選手の上半身がフレームに収まりやすくなります。全身を収めるには、焦点距離が短い広角レンズが役立ちます。例えば、Canon RF 24-70mm F2.8L IS USMなどは、幅広い焦点距離でダイナミックな撮影が可能です。
広角レンズはコート上の全体を撮影したり、選手がゴールに迫る瞬間を捉えるのに向いていますが、近距離での撮影時には画角が広すぎて逆に使いづらく感じることもあるので、ズームレンズと併用するのがベストです。
4. 購入するべきか?レンタルを繰り返すべきか?
レンズ購入に対して迷っている場合、レンタルを繰り返して最適なレンズを見つけるのも良い選択肢です。しかし、頻繁に撮影を行う場合や撮影のクオリティを一定に保ちたい場合は、早めに1本購入してしまうのも一つの方法です。質問者が感じている通り、70-200mmはその多用途性から多くの撮影シーンに対応できるため、まずはこれを購入しておくと非常に便利です。
5. 最初の1本として最適なレンズは?
バスケットボール撮影をするなら、まずは70-200mmのレンズを選ぶのが無難です。このレンズは焦点距離が広く、特にスポーツ撮影でよく使われます。もし広角を使用したい場合は、次に24-70mmや35mmのレンズを検討することをおすすめします。
まとめ
バスケットボールの撮影には、70-200mmレンズが最初の1本として非常におすすめです。広角レンズと併用することで、コート全体や選手の動きをダイナミックに捉えることができ、より臨場感のある映像が撮影できます。レンタルで試しながら、最適なレンズを見つけていきましょう。
コメント