小学生バスケ撮影におすすめの望遠レンズと撮影テクニック

デジタル一眼レフ

小学生バスケやミニバスの撮影で、遠距離のシーンをうまく撮影するための望遠レンズ選びと撮影のポイントを解説します。現在使用している機材で物足りないと感じている場合に、どのようなレンズを選ぶべきか、具体的なアドバイスをお届けします。

1. バスケ撮影に必要な望遠レンズの性能

バスケットボールの試合では、選手が速い動きをするため、素早くピントを合わせる能力が重要です。特に屋内での撮影では、明るいレンズと優れたAF(オートフォーカス)性能が求められます。

そのため、AF性能に加えて、ズーム機能や画質にも配慮したレンズを選ぶことが大切です。60-600mmの焦点距離は広い範囲をカバーできるため、屋内撮影にも適していますが、F4.5-6.3の明るさでは、暗い環境ではパフォーマンスがやや落ちることもあります。

2. SIGMA Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMの評価

SIGMAの60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMは、広角から超望遠まで対応する非常に便利なレンズです。しかし、バスケ撮影では、特にAFの速さが気になる点です。動きの速いシーンでは、オートフォーカスの遅れが問題になることがあります。

このレンズは、ハイエンドモデルのような高速AF性能を持っていないため、素早い動きに対応するには多少の工夫が必要です。屋内での撮影で使用する場合、十分な照明を確保し、適切なシャッタースピードを設定することが重要です。

3. バスケ撮影におすすめの望遠レンズ

バスケ撮影におすすめの望遠レンズとしては、次の2つがあります。

  • Canon RF 70-200mm F2.8L IS USM:屋内の暗い環境でも明るさが確保でき、素早いAF性能を誇ります。F2.8の明るさは、シャッタースピードを高く保ちつつ、背景を美しくぼかすことができます。
  • Canon EF 70-200mm F2.8L IS III USM:こちらもF2.8の明るさで、屋内撮影でも非常に安定したパフォーマンスを発揮します。ズーム域が200mmまでで、バスケ撮影には非常に使いやすいレンズです。

4. 撮影時の注意点とテクニック

望遠レンズを使ったバスケ撮影では、ピント合わせが非常に重要です。AFの性能に関わらず、撮影するシーンによっては、手動でのピント調整も考慮する必要があります。特に動きが早い選手を撮影する場合、連写機能やAFの追従性能をフルに活用することが求められます。

また、シャッタースピードは速く設定することをおすすめします。動きが速いスポーツでは、シャッタースピードを1/1000秒以上に設定し、ブレを防ぐことが大切です。

5. まとめ

バスケ撮影には、AF性能と画質のバランスが取れた望遠レンズが重要です。SIGMA Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMは便利なレンズですが、AF性能には注意が必要です。Canonの70-200mm F2.8L IS USMなどの明るいレンズを選ぶことで、より優れた撮影が可能になります。また、シャッタースピードの設定やAFの追従機能を駆使して、より効果的なバスケ撮影を楽しんでください。

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