MagSafe充電は、Appleの製品であるiPhoneやAirPodsに便利なワイヤレス充電の選択肢として人気です。しかし、「充電に1日かかる」といった噂を耳にすることもあります。今回は、MagSafe充電がどれくらいの時間で完了するのか、そしてモバイルバッテリーを使った場合にどれくらいかかるのかについて詳しく解説します。
MagSafe充電とは?
MagSafeは、Appleが提供するワイヤレス充電技術のひとつです。マグネットでiPhoneに簡単に取り付けることができ、充電ケーブルを使わずに電力を供給することが可能です。通常のワイヤレス充電と同じように、電磁誘導を利用して充電しますが、MagSafeはその名の通りマグネットで位置を正確に合わせることができる点が特長です。
MagSafeの最大充電速度は15Wで、これは一般的なQi充電器よりも少し高速です。もちろん、充電速度は使用する充電器やiPhoneのモデルによっても変動します。
MagSafe充電に1日かかるのは本当か?
MagSafe充電が1日かかるというのは、一般的には誤解です。実際の充電時間は、バッテリーの残量や充電器の性能によって異なります。たとえば、iPhone 12シリーズやiPhone 13シリーズは、約1〜2時間で50%以上充電できるため、フル充電にはおおよそ3時間程度で完了することが多いです。
ただし、充電器が10W以下のものだと、最大充電速度を発揮できず、通常よりも時間がかかる可能性があります。そのため、MagSafeの最大効率を得るためには、15W対応の充電器を使用することをおすすめします。
モバイルバッテリーを使う場合、充電時間はどうなるか?
モバイルバッテリーを使ったMagSafe充電の場合、充電時間が長くなることがあります。モバイルバッテリーの出力が低いと、充電速度が遅くなるため、iPhoneを1日かけて充電しようとすると、確かに時間がかかることもあります。
例えば、5V/1Aの出力しかないモバイルバッテリーを使用すると、充電速度はかなり遅くなり、フル充電にはかなりの時間が必要です。そのため、高出力(例えば18W以上)のモバイルバッテリーを使用すれば、充電時間は短縮されるでしょう。
実際に使ってみた体験談:MagSafe充電の速度
実際に、MagSafeを使用して充電した体験談をご紹介します。iPhone 12をMagSafe充電器で充電した場合、バッテリー残量が0%から50%まで回復するのに約1時間かかりました。さらに、フル充電には約3時間が必要でした。
モバイルバッテリーを使用した場合、出力が10W以下のものだと、フル充電までに6時間以上かかることもありました。このため、外出先での充電には、高出力のモバイルバッテリーを準備しておくことを強くおすすめします。
まとめ:MagSafe充電は便利だが、使用環境によって時間がかかる場合がある
MagSafe充電は、一般的には高速で便利な充電方法ですが、1日かかるということは通常ありません。充電時間は、充電器の出力やモバイルバッテリーの性能によって異なります。充電が遅いと感じた場合は、15W対応の充電器や、高出力のモバイルバッテリーを使うことで、充電速度を改善できます。
MagSafe充電を最大限に活用するためには、適切な充電器とアクセサリーを選ぶことが大切です。充電速度に不満がある場合は、ぜひ充電器のスペックを見直してみましょう。


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