DJ機器の接続に関しての質問はよくありますが、特に異なるモデル同士を組み合わせて使う場合、その接続方法や設定に悩む方が多いです。ここでは、GEMINI CDM-4000BTとTECHNICS SL-1200MK3を接続する方法について、具体的に説明します。
GEMINI CDM-4000BTの特徴とLINE入力
GEMINI CDM-4000BTは、さまざまな音源を接続できる優れた機能を備えており、LINE入力を使用することで、外部機器との接続もスムーズに行えます。通常、DJプレイヤーやターンテーブルを接続する場合、LINE入力があれば、特に問題なく接続可能です。
ただし、ターンテーブルの出力信号は通常、PHONOレベルの信号です。この信号をそのままLINE入力に接続すると音が小さいため、フォノイコライザーを使用して信号を適切なラインレベルに変換する必要があります。
TECHNICS SL-1200MK3との接続方法
TECHNICS SL-1200MK3は、PHONO出力が特徴的なターンテーブルです。このため、直接CDM-4000BTのLINE入力に接続することはできません。解決策として、フォノイコライザーを使用して信号を変換します。
具体的には、SL-1200MK3の出力をフォノイコライザーに接続し、そこからLINE出力をCDM-4000BTに接続することで、音量や音質を確保することができます。この方法で、2台のSL-1200MK3を問題なく接続できます。
外部入力と切り替えスイッチについて
質問にあった「CDJと外部入力の切り替えスイッチ」についてですが、GEMINI CDM-4000BTには外部入力とCDJの切り替えスイッチが搭載されています。このスイッチを使用することで、外部機器からの音源と、CDJなどの内部音源を簡単に切り替えることができます。
これにより、SL-1200MK3を使ったアナログターンテーブルと、デジタル音源を使った機器との接続・操作が非常に簡単になります。
実際の接続例
例えば、2台のSL-1200MK3を接続する際は、以下のように接続します。
- SL-1200MK3をそれぞれフォノイコライザーに接続
- フォノイコライザーからLINE出力をCDM-4000BTのLINE入力に接続
- CDM-4000BTの外部入力切替スイッチを使用して、ターンテーブルの音源を選択
このように、機器の接続はシンプルであり、DJパフォーマンス中でもスムーズに切り替えが可能です。
まとめ
GEMINI CDM-4000BTとTECHNICS SL-1200MK3を接続する際には、フォノイコライザーを使用して信号を適切に変換し、LINE入力を使用することで、問題なく接続することができます。また、CDM-4000BTには外部入力の切り替えスイッチも搭載されており、複数の音源を簡単に切り替えることができます。これで、アナログ機器とデジタル機器を組み合わせたDJセットアップが可能です。


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