Technics SL-7レコードプレーヤーのアーム調整方法|ドーナツ盤での問題を解決するには

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Technics SL-7レコードプレーヤーで、ドーナツ盤を使用した際にアームが外側で停止してしまう問題に直面している方も多いでしょう。本記事では、この問題を解決するための調整方法について詳しく解説します。

Technics SL-7の特徴と問題の概要

Technics SL-7は、オートプレイ機能を備えた高性能なレコードプレーヤーですが、特定の盤(例えばドーナツ盤)でアームが異常な位置に停止してしまうことがあります。これが発生すると、レコードの再生が途中で止まったり、音質に影響を与えたりすることがあるため、適切な調整が必要です。

ドーナツ盤でアームが外側で停止する理由

ドーナツ盤(7インチシングル盤)は、通常のLP盤と比べて盤の外側に溝があり、プレーヤーのアームが正確にその位置を認識しない場合があります。SL-7のようなオートプレイ機能が搭載されたレコードプレーヤーでは、アームが自動的にレコードの開始位置に移動する設計ですが、この認識のズレが原因でアームが誤った位置で停止してしまうことがあるのです。

調整方法

この問題を解決するためには、いくつかの調整手順を踏む必要があります。まず、以下の手順で調整を試みてください。

  • 1. プレーヤーの電源を切り、アームを手動で移動できる状態にします。
  • 2. アームの停止位置調整ネジを確認します。このネジはプレーヤーのアームの根元部分にあります。
  • 3. 停止位置調整ネジを少しずつ調整し、アームが盤の正しい位置で停止するように設定します。
  • 4. 調整後、テスト盤(ドーナツ盤)で再度動作確認を行い、アームが外側で停止しないか確認します。

この調整を行うことで、ドーナツ盤でもアームが正しい位置で停止するようになります。

アームの調整がうまくいかない場合

もしアームの調整を行っても問題が解決しない場合、アームのバランスやスイッチ、もしくは内部機構に問題がある可能性があります。その場合は、専門的な技術者による点検や修理が必要です。

まとめ

Technics SL-7のアームがドーナツ盤で外側で停止してしまう問題は、調整によって解決できることが多いです。適切な手順で調整を行い、再生時の不具合を解消しましょう。それでも問題が解決しない場合は、専門の修理業者に相談することをおすすめします。

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