Windows 11でPS5コントローラーをBluetooth接続して使用している際、毎回再ペアリングが必要になり、煩わしさを感じている方も多いかもしれません。特に、PC側で「接続済み」と表示されているのに、コントローラーが正常に再接続できない問題はよくあります。今回は、PCとコントローラーのボタンだけで簡単に再接続できる方法を解説します。
PS5コントローラーとWindows 11のBluetooth接続問題の原因
PS5コントローラーがBluetoothで接続されているにもかかわらず、PC側で再ペアリングがうまくいかない場合、いくつかの原因が考えられます。主な原因としては、Bluetoothのドライバーの不具合や、Windows 11の設定での認識の問題が挙げられます。また、PS5コントローラーが他のデバイスと接続されている場合にも、切り替えがうまくいかないことがあります。
特に、Windowsのアップデート後に新しいデバイスでペアリングの切り替えができるようになったものの、依然として再接続できない問題が解消されないことがよくあります。
簡単に再接続するための方法
PS5コントローラーを簡単に再接続するための方法として、いくつかの手順があります。
1. コントローラーのペアリングボタンをリセットする
まず、コントローラーのペアリングボタンをリセットしてみましょう。PS5コントローラーの背面にある「リセットボタン」を押し続けることで、コントローラーの接続情報がクリアされます。その後、再度BluetoothでPCに接続することができるようになります。
これにより、以前の接続状態がリセットされ、PC側での接続問題が解消されることがあります。
2. WindowsのBluetooth設定を確認する
次に、PC側のBluetooth設定を確認して、他のデバイスとの干渉がないかチェックしましょう。Windows 11では、複数のBluetoothデバイスを同時に接続している場合、優先デバイスとして設定されているものが問題を引き起こすことがあります。
「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」から、PS5コントローラーを削除し、再度ペアリングすることで、正常に再接続できるようになることがあります。
ドライバーとアップデートの確認
Bluetoothドライバーやコントローラーのファームウェアに問題がある場合、再接続に失敗することがあります。ドライバーが最新であることを確認するために、Windows Updateを実行し、必要なドライバーのアップデートをインストールしてください。
また、PS5コントローラーのファームウェアアップデートも行っておくと、接続の安定性が向上する場合があります。これを行うには、PCに接続してからSonyの公式アプリ「PlayStation Remote Play」などを使ってアップデートすることが可能です。
他の解決策:USB接続を使用する
Bluetooth接続に問題が続く場合、USBケーブルを使用した有線接続を試してみるのも一つの方法です。PS5コントローラーは、USBケーブルでPCと直接接続することで、より安定した接続を確保できます。
この方法を利用することで、Bluetooth接続の不具合が解消されることがありますが、無線接続を希望する場合は、再度Bluetooth接続を試す必要があります。
まとめ
PS5コントローラーがWindows 11で再接続できない問題は、いくつかの原因が考えられます。まずは、コントローラーのリセットやBluetooth設定の確認を行い、それでも解決しない場合は、ドライバーやファームウェアの更新を試みると良いでしょう。さらに、USB接続を試して、問題の有無を確認することも一つの方法です。
これらの手順を実行することで、PCとPS5コントローラーの再接続がスムーズに行えるようになるはずです。
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