ダイキンエアコン内部クリーン機能が作動しない原因と対処法【ATEシンプルモデル編】

エアコン、空調家電

ダイキンエアコンの内部クリーン機能が作動しない場合、いくつかの原因が考えられます。特に、内部クリーン機能が通常通り作動していたが突然機能しなくなった場合、どのような原因があるのか気になるところです。本記事では、内部クリーン機能が作動しない原因とその対処法について解説します。

1. 内部クリーン機能の作動条件

ダイキンエアコンの内部クリーン機能は、冷房運転を終了後に自動で作動します。しかし、内部クリーンが作動しない場合、まず確認すべきはエアコンの運転条件です。冷房モードが正しく設定されており、エアコンが停止する際に内部クリーン機能が作動する条件が整っているか確認しましょう。

例えば、冷房の運転後、内部クリーン機能が作動するタイミングは冷房運転後に一定時間経過してからです。この時間が過ぎると、エアコン内部の湿気を乾燥させるためにクリーン機能が開始されます。内部クリーンが作動しない場合、タイミングや運転条件を確認することが大切です。

2. エアコン設定の確認とリモコン操作

リモコンの設定を見直すことも重要です。内部クリーン機能が手動で開始される場合、冷房運転後に「ドライモード」や「冷房ドライ」を約5分運転した後に停止することで、内部クリーン機能を起動できる場合があります。しかし、リモコン設定や運転モードが正しくないと、この手動操作が無効になることもあるため、リモコンの操作設定を再確認しましょう。

また、冷房停止後に「内部クリーンマーク」が消えている場合、内部クリーン機能がオフになっている可能性があります。これを確認し、手動で再設定してみてください。

3. 室内温度が内部クリーン条件を満たしていない

内部クリーン機能の一環として、室内温度が10℃以下になると乾燥モードに切り替わり、エアコン内部が乾燥されます。しかし、この条件を満たすには室内が非常に冷たくなる必要があり、通常の家庭用エアコンでは10℃以下に室温が下がることは稀です。

このため、手動で内部クリーンを開始した場合、最大60分の運転が終了した後に乾燥モードに移行します。運転時間が長く、寒く感じることもありますが、乾燥を確実に行うためにはそのまま運転を続けることが推奨されます。

4. 内部クリーン機能の故障や部品の不具合

内部クリーン機能が作動しない場合、エアコン内部の部品に不具合が生じている可能性も考えられます。特に、エアコン内部のセンサーやファン、制御基板に問題があると、内部クリーンが正しく動作しないことがあります。

この場合、素人による修理は難しいため、専門業者に点検を依頼し、必要な部品の交換を行うことが推奨されます。

5. 長時間運転後の内部クリーン不具合

エアコンを長期間連続して運転させると、内部クリーン機能がうまく作動しないことがあります。特に、冷房を連続で運転した後に内部クリーン機能が正しく作動しない場合、エアコン内部に湿気が溜まりすぎていることが影響している可能性があります。

この場合、エアコンを数時間オフにして内部を乾燥させることが必要です。また、エアコンのフィルター掃除や内部清掃も定期的に行うことで、内部クリーン機能の正常な作動を維持できます。

まとめ

ダイキンエアコンの内部クリーン機能が作動しない場合、エアコンの設定、室温、運転条件を確認することが最初に行うべきステップです。また、冷房後に内部クリーンが作動しない場合、手動設定やエアコン内部の状態を再確認することが重要です。もし問題が解決しない場合は、専門業者に点検を依頼して、部品の不具合や故障を修理することが必要となります。

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