自作PCを組み立てる際に重要なのが、パーツ同士の互換性です。特に、GPUやCPUクーラー、電源ユニットがケースに収まるかどうかは、組み立て前に確認しておくべきポイントです。今回は、特定のパーツを使用した場合の互換性を検証し、ケースに収まるかをチェックする方法を解説します。
使用するパーツのサイズを確認する
自作PCを作成する際、最初に確認すべきは各パーツのサイズです。特に重要なのは、GPU、CPUクーラー、電源ユニットです。これらのパーツはケースの内部スペースに収まるかどうかが問題となります。
たとえば、ASRock Radeon RX 9060 XT Challenger 16GB OCは比較的大きなGPUです。GPUの長さが325mm、高さが2スロットであるため、ケース内に十分なスペースが必要です。次に、虎徹 Mark3は高さが154mmですので、CPUクーラーを取り付ける際の高さ制限も確認する必要があります。
ケースのスペースを確認する
次に、使用するケースの内部スペースを確認します。今回は、MSI MAG FORGE 130A AIRFLOWとCC560 V2 ドスパラ限定モデルの2つのケースを検討していますが、どちらのケースも最大で350mmまでのGPUに対応しています。これにより、ASRock Radeon RX 9060 XT Challenger 16GB OCのGPUは問題なく収まります。
また、CPUクーラーに関しても、虎徹 Mark3の高さ(154mm)はどちらのケースでも十分に収まる範囲です。したがって、CPUクーラーに関しても問題はありません。
電源ユニットの互換性をチェック
電源ユニットの互換性も重要です。COUGAR ATLAS 650 CGR BA-650は長さ150mmの電源ユニットですが、ケース内に十分なスペースがあるかを確認する必要があります。MSI MAG FORGE 130A AIRFLOWの場合、電源ユニット用のスペースは十分に確保されており、COUGAR ATLAS 650は問題なく収まります。
「CC560 V2 ドスパラ限定モデル」の場合も、電源ユニット用のスペースが確保されているため、こちらも特に問題はありません。電源ユニットが収まるかどうかは、ケース内部の配線スペースやマザーボードの位置にも影響されるため、詳細なサイズを事前にチェックしておくと良いでしょう。
パーツを組み合わせた場合の互換性
これらのパーツを組み合わせた場合、問題なくすべて収まることが確認できました。ただし、最終的にすべてを組み立てる際には、パーツ同士の干渉やケーブル配線がうまくできるかを確認することが重要です。
また、ケース内のエアフローも考慮する必要があります。GPUやCPUクーラーが大きい場合、ケース内の空気の流れが悪くなり、冷却性能に影響を与える可能性があります。十分なエアフローを確保できるケースを選ぶことが重要です。
まとめ
自作PCのパーツ選びで最も重要なポイントは、パーツ同士の互換性を確認することです。GPU、CPUクーラー、電源ユニットのサイズを事前に確認し、使用するケースのスペースに収まるかどうかをチェックすることが、スムーズな組み立てに繋がります。今回紹介したパーツであれば、いずれのケースにも問題なく収まることが確認できましたので、自信を持って自作PCを組み立ててみてください。


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