ポートレート撮影のためのカメラ設定とおすすめ機材:Canon EOS 5D Mark IVと単焦点レンズ

デジタル一眼レフ

ポートレート撮影を本格的に始めたいと思ったとき、どのカメラ設定や機材を選ぶべきか迷うことがあります。Canon EOS 5D Mark IVに単焦点レンズを付けて解放で撮影するのは、確かに良い選択ですが、その他のポイントについても考慮することが大切です。この記事では、ポートレート撮影のための設定方法とおすすめ機材について解説します。

Canon EOS 5D Mark IVと単焦点レンズ

Canon EOS 5D Mark IVは、フルフレームセンサーを搭載した非常に優れたカメラで、特にポートレート撮影においてその性能を発揮します。単焦点レンズを使用することで、背景を美しくぼかすことができ、被写体を際立たせることができます。

ポートレートにおすすめの単焦点レンズは、50mm F1.8や85mm F1.4などです。これらのレンズは、大口径で開放絞りを使用すると、美しいボケ味を得ることができ、人物の肌の質感や表情をしっかりと捉えることができます。

カメラ設定:解放で撮影する際の注意点

解放で撮影する場合、絞りを最大限に開けて被写界深度を浅くすることができますが、ピントが合う範囲が狭くなるため、焦点をしっかり合わせることが重要です。特に人物撮影の場合、目にピントを合わせることが最も大切です。

シャッタースピードは、被写体が動かない場合、1/125秒以上を目安に設定すると良いでしょう。これにより、手ブレや被写体ブレを防ぐことができます。

ハイスピードシンクロとスピードライトの使用

ポートレート撮影において、ハイスピードシンクロ(HSS)を活用すると、明るい環境でもフラッシュを使用して被写体を照らすことができます。これにより、背景が暗くなりすぎず、自然な明るさで人物を浮き立たせることが可能です。

ハイスピードシンクロができるスピードライトは、例えばCanonの600EX II-RTやGodox V860IIなどがあります。これらのスピードライトは、素早いシャッタースピードでの撮影でも、フラッシュを適切に発光させることができるため、非常に便利です。

光のコントロールと補助機材

ポートレート撮影で重要なのは、光のコントロールです。自然光を利用するのも一つの方法ですが、人工光を使うことで、より柔らかく、コントラストの少ない光を作ることができます。

反射板やソフトボックスを使って光を柔らかくしたり、バウンスフラッシュを使うことで、より立体感のあるポートレートを撮影できます。光の向きや強さを調整しながら、被写体を美しく引き立てる光を作りましょう。

まとめ

Canon EOS 5D Mark IVに単焦点レンズを取り付けて解放で撮影するのは、ポートレート撮影において非常に効果的な方法です。ピントをしっかり合わせ、ハイスピードシンクロを使うことで、明るい環境でも美しいポートレートを撮影できます。また、光をコントロールするために反射板やソフトボックスなどの補助機材を使うことで、さらに質の高い作品が生まれるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました