SONY α6400のAF設定とMFアシストの使い方|動きもの撮影に最適な設定は?

デジタル一眼レフ

SONY α6400を使って鳥などの動きものを撮影している際、AF(オートフォーカス)設定とMFアシスト(マニュアルフォーカスアシスト)の使い方について悩むことがあります。特に、MFアシストを「入」にしていると、ピントが合わないと感じることが多く、設定をどうするべきか迷っている方も多いでしょう。この記事では、SONY α6400で動きものを撮影する際のAF設定とMFアシストの最適な使い方について解説します。

1. SONY α6400のAFとMFアシストの仕組み

SONY α6400は、非常に高性能なオートフォーカスシステム(Fast Hybrid AF)を搭載しています。このAFは、コントラストAFと位相差AFを組み合わせたハイブリッドシステムで、動きものにも素早くピントを合わせることができます。

一方、MFアシストはマニュアルフォーカスでのピント合わせを補助する機能です。これをオンにすると、フォーカスリングを操作してピントを合わせる際に、画面上に拡大表示が出るなど、より精密なフォーカス合わせが可能になります。しかし、動きものを撮影する際には、この機能が干渉してピントがうまく合わなくなることがあります。

2. MFアシストを「切」にした方が良い理由

動きものの撮影では、AFを使用するのが一般的で、ピントが合わない原因としてMFアシストが影響を与えていることがあります。特に、動きが速い被写体や予測不可能な動きに対しては、AFの方が迅速かつ正確にピントを合わせることができます。

MFアシストを「切」にすると、AFのみでピントを合わせることになり、動きものに対するレスポンスが向上します。これにより、特に素早い動きを捉える際に、よりスムーズに撮影できるようになります。

3. AF設定の最適化方法

動きもの撮影を行う際には、AF設定を適切に最適化することが重要です。α6400では、「AF-C(連続AF)」モードを使用し、AFエリアを「ワイド」や「ゾーン」に設定すると、被写体の動きに合わせてピントを追い続けることができます。

また、「リアルタイム瞳AF」や「リアルタイム追尾AF」を使用することで、特に鳥などの小さな被写体でも、瞳や体の動きを追って正確にフォーカスを合わせることができます。

4. 設定がうまくいかない場合の対処法

それでもピントが合わない場合は、カメラのセンサーやレンズが清潔かどうかを確認しましょう。特に外部の光が強い状況や、被写体が非常に速く動く場合には、AFがうまく機能しないこともあります。その場合は、ISO設定やシャッタースピードを調整して、カメラがより素早くフォーカスできるようにすると良いでしょう。

また、AFエリアをより小さく設定することで、特定の被写体にピントを合わせやすくすることも有効です。

5. まとめ:動きもの撮影時の最適な設定

SONY α6400で動きものを撮影する際は、MFアシストを「切」にして、AF-Cモードやリアルタイム追尾AFを活用するのが最適です。これにより、素早く動く被写体に対してもスムーズにピントを合わせ、撮影が可能になります。

設定やレンズ、カメラの状態をチェックし、撮影環境に合わせて最適な設定を行いましょう。AFを活用することで、動きもの撮影の精度が大きく向上し、より良い結果を得られるはずです。

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