GoProで海に潜って撮影をする際、適切なmicroSDカードの選択は非常に重要です。特に、レンタルGoProを使用する場合、どのmicroSDカードを選べば良いか悩むことがあるでしょう。今回は、GoProでの撮影に必要なmicroSDカードの容量や仕様、ELECOMの16GB microSDカードが使用できるかどうかについて解説します。
1. GoProでのmicroSDカードの選び方
GoProで動画撮影を行う場合、特に重要なのは書き込み速度と容量です。GoProは高画質の動画を録画するため、安定したデータ転送速度が求められます。そのため、UHS-I対応のmicroSDカードを選ぶことが重要です。
GoProの推奨カードは、UHS-IまたはUHS-III規格で、Class 10以上の転送速度を持つものです。また、容量については、1〜2時間の潜水であれば、32GB以上の容量を選ぶと良いでしょう。16GBのカードでは、1時間程度の撮影が可能ですが、長時間の録画には容量不足が懸念されます。
2. ELECOM 16GB microSDHCメモリーカードの性能
ELECOMの16GB microSDHCメモリーカード(MF-MSO16GU11LRA)は、Class 10の性能を持ち、UHS-I対応です。これ自体はGoProで使用可能なスペックを備えているものの、容量としては長時間の録画には不安があります。
16GBの容量では、特に高解像度(4Kや2.7K)の撮影を行う場合、容量不足で録画が途中で停止する可能性が高くなります。そのため、1時間程度の撮影には適していますが、2時間の潜水を行う場合には32GB以上のカードを推奨します。
3. GoPro用のおすすめmicroSDカード
GoProで長時間撮影を行う場合、32GB以上の容量を選ぶことが推奨されます。具体的には、SanDisk ExtremeシリーズやSamsung EVO Plusなどが、GoProに最適なmicroSDカードとしておすすめです。
これらのカードは、GoProが推奨する書き込み速度(90MB/s以上)を満たしており、4Kや1080pでの高画質録画に対応しています。また、耐久性も高く、防水性や衝撃に強い設計になっているため、海での使用にも安心です。
4. GoProの防水性能とmicroSDカードの関係
GoProの多くのモデルは、防水性能があり、最大水深10メートルまで潜水可能です。ただし、microSDカード自体は防水機能を持たないため、カードを使用する際はケースなどに保護しておくと良いでしょう。
また、GoProの水中撮影では、連続した録画時間が長くなるため、カードの容量や書き込み速度が重要です。予備のカードを持参して、長時間の撮影に備えることをおすすめします。
5. まとめ
GoProで海中撮影をする際、ELECOMの16GB microSDカードは短時間の録画には対応できますが、1〜2時間の潜水撮影には容量不足が懸念されます。最適な選択肢は、32GB以上のUHS-I対応カードで、特にSanDisk ExtremeやSamsung EVO Plusなどが推奨されます。
また、GoProの防水機能とmicroSDカードの耐久性を考慮し、撮影環境に適したカードを選び、予備のカードを持って撮影に臨むと安心です。
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