タムキュー272ENⅡをD750に取り付けて使用している際に、オートフォーカス(AF)が作動しない問題に直面した場合、いくつかの原因が考えられます。この記事では、この問題を解決するためのチェックポイントを説明します。
AFが作動しない原因とその対処法
AFが作動しない問題は、レンズ側とカメラ側両方の要因が関与している場合があります。まずは、以下の原因を順番にチェックしていきましょう。
1. レンズの設定確認
タムキュー272ENⅡには、AF/MFの切り替えスイッチがあります。このスイッチが「MF」に設定されていると、マニュアルフォーカス(手動フォーカス)になり、AFは動作しません。まずは、レンズのAF/MFスイッチが「AF」に設定されていることを確認してください。
また、レンズの接点に汚れがたまっていると、通信不良を引き起こし、AFが作動しないことがあります。レンズの金属接点部分を柔らかい布で優しく拭き取ってみましょう。
2. カメラ側の設定確認
カメラ側の設定が原因でAFが作動しない場合もあります。D750の設定メニューで「オートフォーカス設定」を確認してください。もし設定が適切であれば、AFモードが「シングルAF」や「コンティニュアスAF」など、適切なモードに設定されていることを確認しましょう。
また、カメラのファームウェアが古い場合、レンズとの互換性に影響を与えることがあります。カメラのファームウェアを最新のバージョンに更新することもおすすめします。
3. レンズとカメラの接続不良
カメラとレンズの接続が不完全であると、AFが正常に動作しないことがあります。レンズがカメラにしっかりと取り付けられていることを確認し、もう一度レンズを取り付け直してみましょう。
もしレンズを取り外した際に接点に異常が見られる場合や、レンズの焦点リングが不安定な場合は、レンズ自体に故障があるかもしれません。その場合は、修理を検討する必要があります。
4. カメラのリセット
それでも問題が解決しない場合、カメラ本体を初期化することで解決することもあります。カメラの設定メニューから「設定リセット」を選択し、カメラの設定を工場出荷状態に戻してみましょう。これにより、設定ミスや不具合が解消される場合があります。
まとめ
タムキュー272ENⅡのAFが作動しない場合、レンズのAF/MFスイッチの確認、カメラ側の設定やファームウェアの更新、レンズとカメラの接続不良の確認を行うことが解決への第一歩です。それでも問題が解決しない場合は、レンズやカメラの修理を検討することが必要です。
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