eARC接続でNetflixやアマプラをサラウンド再生する方法|VIERA W80BとYAMAHA RX-V4Aの接続解説

テレビ、DVD、ホームシアター

eARC(Enhanced Audio Return Channel)は、テレビとAVアンプを接続するための便利な機能で、サラウンド音声を高品質で伝送することができます。特に、NetflixやAmazon Prime Video(アマプラ)などのストリーミングサービスでDolby Digital Plus対応の映画を視聴する際に、どのようにサラウンド音声が再生されるのかは、接続方法やデバイスの設定に大きく影響します。この記事では、VIERA W80BとYAMAHA RX-V4AをeARC接続でつなげた際のサラウンド再生について解説します。

eARC接続とその基本的な仕組み

eARCは、HDMI 2.1規格に基づいた機能で、音声信号をテレビからAVアンプへ高品質で返すことができるオーディオリターンチャネルです。eARCを使用することで、テレビの内蔵アプリ(Netflixやアマゾンプライムなど)で再生したコンテンツの音声を、テレビのスピーカーではなく、AVアンプを通じてサラウンド再生することができます。

eARCの最大の特徴は、音質が向上し、より高帯域のオーディオフォーマット(例えば、Dolby AtmosやDolby Digital Plus)に対応できる点です。これにより、テレビとAVアンプ間でサラウンド音声を高品質で伝送することが可能になります。

VIERA W80BとYAMAHA RX-V4AのeARC接続について

VIERA W80BとYAMAHA RX-V4AをeARC接続でつなぐ場合、基本的にeARC対応のHDMI端子を使用します。TV側のeARC対応端子にHDMIケーブルを接続し、AVアンプ側も同様にeARC対応端子に接続することで、サラウンドオーディオをテレビからAVアンプに返すことができます。

その際、AVアンプが対応しているフォーマット(Dolby Digital Plus、Dolby Atmosなど)をサポートしていることを確認してください。VIERA W80BがeARCを介してこれらのフォーマットに対応していれば、サラウンド音声の再生は問題なく行えます。

テレビ内蔵アプリでのサラウンド音声再生

テレビに内蔵されているアプリ(NetflixやAmazon Prime Videoなど)を利用する際、音声はテレビのスピーカーではなく、AVアンプを通して出力されます。これにより、映画やドラマのサラウンド音声をより臨場感のある状態で楽しむことができます。

具体的に、NetflixやアマプラでDolby Digital Plus対応のコンテンツを再生すると、eARC経由でAVアンプにサラウンド音声が伝送されます。テレビ側で特別な設定をする必要は基本的にありませんが、音声の設定が「外部スピーカー」に設定されていることを確認することが大切です。

テレビのeARC対応で必要な要件

質問にもあったように、テレビにはDolby Digital Plusやその他のサラウンドフォーマットに対応しているかどうかが記載されていない場合がありますが、eARC対応のテレビであれば、基本的にコンテンツがそのフォーマットに対応していれば問題なくサラウンド再生は可能です。

ただし、テレビがeARCに対応していることだけでなく、AVアンプ側もそのフォーマットをサポートしている必要があります。例えば、AVアンプがDolby AtmosやDolby Digital Plusに対応している場合、それを活かすためには、テレビ側もこれらのフォーマットに対応していることが前提となります。

まとめ

VIERA W80BとYAMAHA RX-V4AをeARC接続でつなぐことで、NetflixやAmazon Prime VideoでのDolby Digital Plus対応コンテンツをサラウンドで楽しむことができます。テレビ側がeARCに対応していれば、特に設定を変更しなくてもサラウンド音声がAVアンプを通じて出力されるため、音質の向上と臨場感のある体験を提供します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました