Panasonic LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH. は、コンパクトで明るいレンズとして人気ですが、そのAF(オートフォーカス)速度について、実際に購入を検討する際には疑問に思う方も多いです。本記事では、AFの遅さに関する評価と、OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IVでの使用感について詳しく解説します。特に、テーブルフォトや日常スナップを中心に考えている方にとって、AFの遅延が気になるポイントとなるでしょう。実際の使用者の感想や、他の用途での性能についても触れています。
Panasonic LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH. のAF性能
Panasonic LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH. は、マイクロフォーサーズシステム向けの広角単焦点レンズです。開放F1.7の明るさとコンパクトさが特徴で、街撮りやスナップ写真、風景撮影に適しています。しかし、一部ユーザーからは「AFが遅い」との評判もあります。これは、特に動きの速い被写体を撮影する場合に顕著で、AF速度が問題となることがあります。
とはいえ、このレンズは静止物やゆっくりとした被写体には十分なパフォーマンスを発揮します。例えば、テーブルフォトや友達の写真を撮る場合、AFの遅さは気にならないことが多いです。特に日常スナップでは、焦点距離が20mmであるため、被写体との距離がある程度安定しているため、AFの遅さがそこまで気にならないと感じることが多いでしょう。
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IVとの相性
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IVにこのレンズを取り付ける場合、カメラ側のオートフォーカスシステムとレンズの相性が影響します。OM-D E-M10 Mark IVは比較的高速なAFを備えており、日常的な撮影には問題なく対応できますが、Panasonic LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.のAF速度に関しては若干の遅延が感じられることもあります。
そのため、急いでシャッターを切りたいシーンでは、他のレンズに比べてわずかに遅れを感じるかもしれませんが、静止物を撮影するシーンでは遅さが気になることは少ないでしょう。特に、風景やポートレート、テーブルフォトなどではその遅延が問題になることはほとんどありません。
AFの遅さが気になる場合の対策
AFの遅さを最小限に抑えるための対策として、いくつかの方法があります。まず、AF設定を「シングルAF」にして、被写体が静止している状態で撮影することです。これにより、レンズがピントを合わせる速度が安定し、遅延を感じることなく撮影できます。
また、AFの精度を高めるために、カメラの設定で「AFターゲット」を細かく調整することも有効です。OM-D E-M10 Mark IVのように、AFターゲットを狭く設定することで、焦点を合わせる領域を限定でき、AFが速くなる場合があります。
他の用途でのAF性能
撮影内容としては、テーブルフォトや静止物、風景、日常スナップと幅広く使えるPanasonic LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.ですが、動きの速い被写体には向かないかもしれません。特に、スポーツや動きの激しいシーンでは、AFの遅さが問題となることがあります。
そのため、動体撮影が多い方には、他の高速AFを誇るレンズを検討するのが良いでしょう。ただし、静止物や風景、ポートレートのようなシーンでは、十分に活躍することができます。
まとめ
Panasonic LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.は、AFの遅さが一部で指摘されていますが、静止物や日常スナップ、テーブルフォトなどの用途では十分にその性能を発揮します。OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IVとの相性も良好で、AF設定を工夫すれば快適に使用できます。もし動きの速い被写体を撮ることが多い場合は、AF性能を重視した他のレンズを選ぶことを検討してみてください。


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