キャプチャーボードを使ってゲームの音をPCで取り込む際、OBSを使っている状態では音がPCに入ることが多いですが、OBSを起動していない状態でも音が聞こえる現象について解説します。
キャプチャーボードとPCの音設定
キャプチャーボード(AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2)の場合、ゲーム音はHDMI経由でキャプチャーされ、PCに送信されます。通常、OBSを起動していないときは、PCの音量ミキサーに「Line In」や「Live Gamer Ultra 2.1-Audio」などが表示され、これでゲーム音が流れることはありません。しかし、キャプチャーボードは設定によって、PCの音声出力に影響を与えることがあり、特に音量ミキサーの設定やドライバの仕様により音が出ることがあります。
そのため、OBSを使っていない場合でも、音がPCで聞こえることは一部の設定やキャプチャーボードの動作によるものです。
OBSを使用しない場合の音の取り込み設定
OBSを起動しない状態で音がPCに流れる理由として、キャプチャーボードがゲーム音をPCに送信し続ける仕様が関係しています。特に、音声入力が「Live Gamer Ultra 2.1-Audio」などで認識されている場合、音量設定が適切に調整されていない可能性もあります。
音が流れる現象を解決するためには、音量ミキサーやキャプチャーソフトの設定を確認し、音の入力先を調整することが必要です。また、必要に応じてPCの音声設定を再調整することも検討するべきです。
キャプチャーボードでの音設定とOBSの関係
OBSを使用してキャプチャーボードから音を取り込むとき、通常はOBSで音の入力を管理しますが、OBSを起動していない状態で音が流れてしまう場合、キャプチャーボードが常に音声入力をPCに送り続けているためです。このような場合、OBS以外のアプリケーションでも音声が再生される可能性があります。
もしゲーム音をOBS起動時にのみPCに流したいのであれば、キャプチャーボードの設定や音声ドライバの調整、または音声入力のルーティングを再設定することで解決できます。
まとめ
OBSを使っていない状態でもPCで音が聞こえるのは、キャプチャーボードが常に音をPCに送り続けているためです。この現象は、音声のルーティング設定やドライバの仕様によるものであり、設定変更や音声管理ソフトの使用で調整可能です。ゲーム音をOBSでのみ処理したい場合は、音声設定を適切に行うことが重要です。
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