SONYのBDZ-RX105でminiDVテープからビデオを取込む際、同じビデオが二重に取り込まれてしまうという問題が発生することがあります。特に、一方のビデオに「PS」というラベルが付いている場合、その理由や原因について疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、この問題の原因と解決策を詳しく解説します。
「PS」と表示されるビデオの正体
まず、取込んだビデオのうち一方に「PS」というラベルがついている理由について説明します。これは、BDZ-RX105がビデオファイルを異なるフォーマットで保存している可能性があるためです。PSとは、「Program Stream」の略で、特にDVDやBlu-rayの映像ファイルで使用される形式です。これにより、BDZ-RX105が同じビデオを異なる形式で保存した結果、重複したファイルが生成されることがあります。
この問題は、特にILINK接続を通じて取込を行った際に見られることがあります。例えば、HDVで録画した動画が異なる形式で保存されることにより、同じ内容のビデオが二重に保存されることがあります。
重複ファイルが生成される原因
重複したビデオファイルが生成される主な原因は、BDZ-RX105が取り込んだ映像を2つの異なるフォーマットで処理することにあります。通常、DVやHDVの映像はMPEGフォーマットで保存されますが、一部の機器はこれをProgram Stream(PS)フォーマットとTransport Stream(TS)フォーマットで分けて保存します。
また、取込時に設定や接続方式(例えばILINKやUSB)によっても、異なる保存方法が選択されることがあります。これにより、同じ映像が二重に取り込まれる原因となります。
解決策:重複ファイルの対処方法
重複したビデオファイルを解決するための方法は以下の通りです。
- 設定の確認:BDZ-RX105の設定を確認し、必要に応じて取込形式を指定することで、重複を防ぐことができます。特に、映像の保存形式を「TS」や「PS」から選べる場合は、一方の形式を選択し、片方の形式が保存されないように設定します。
- 取込方法の見直し:ILINK接続を使用する代わりに、別の接続方式(例えばUSB経由)での取込を試みると、重複の問題を回避できることがあります。
- 手動での整理:すでに重複したビデオファイルが保存されている場合は、手動で不要なファイルを削除し、必要なファイルを整理することが解決策となります。
まとめ
SONY BDZ-RX105でminiDVテープからビデオを取り込んだ際に発生する重複ファイルの問題は、主にファイル保存形式や接続方式によるものです。設定を見直し、適切な取込形式や接続方法を選ぶことで、重複したファイルを防ぐことができます。また、すでに重複したファイルがある場合は、手動で整理することも一つの解決策です。これらの方法を試して、スムーズなビデオ取込を行いましょう。
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