AirDropでの接続履歴が残る理由と解除方法｜知らない人が表示される原因

AirDropで写真を送った後、相手の名前がずっと表示されることがありますが、なぜそのようなことが起こるのでしょうか？近くにいないはずなのに、なぜAirDropの候補として表示され続けるのか、そしてその接続履歴を解除する方法について解説します。

AirDropの接続履歴が残る理由

AirDropは、Appleのデバイス同士で簡単にファイルを送受信できる機能ですが、一度接続した相手は接続履歴としてデバイスに保存されます。このため、しばらく経ってもその相手がAirDropの候補として表示されることがあります。

これは、AirDropの機能が「近くのデバイスを検出」する仕組みを利用しているため、過去に接続した相手がそのまま表示されることが原因です。特に、相手が「AirDropの受信設定」を「全員」にしている場合、他のデバイスに名前が残ることがあります。

AirDropで一度接続した相手は、その後も「接続候補」として自動的に表示されます。これは、AirDropが使いやすさを重視しており、接続履歴を保持することで、すぐにファイルを送信できるようにするためです。

しかし、相手の名前がずっと表示されるのは不安に感じることもあるでしょう。特に、物理的に近くにいない相手が表示され続ける場合は、接続履歴の消去が必要です。

AirDropで過去に接続した相手の履歴を削除するには、以下の方法を試してみてください。

1. 設定からの変更: iPhoneやiPadの「設定」アプリを開き、「一般」→「AirDrop」に進んで、受信設定を「連絡先のみ」または「受信しない」に変更します。これにより、知らない相手からの接続を制限できます。
2. 再起動: デバイスを再起動することで、AirDropの接続履歴をリセットすることができます。
3. デバイスのリセット: 設定から「ネットワーク設定をリセット」を選ぶことで、接続履歴が削除される場合があります。ただし、これによりWi-FiやBluetooth設定もリセットされることに注意してください。