古いiPhoneを親戚にあげた際に、Appleアカウントがサインインされた状態で渡してしまった場合、アカウントのセキュリティを守るためにそのアカウントを遠隔で使用できないようにする方法があります。この記事では、アカウントを他のデバイスで使用できなくするための手順を紹介します。
Apple IDからサインアウトする方法
まず、最も簡単な方法は、Apple IDからサインアウトすることです。iPhoneでApple IDからサインアウトする手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く。
- 画面上部に表示されているApple IDをタップ。
- 「サインアウト」を選択し、Apple IDのパスワードを入力。
- サインアウトを確認し、デバイスからApple IDを削除。
これで、そのiPhoneからApple IDが削除され、あなたのApple IDを使ってのアクセスができなくなります。
Find My iPhone（iPhoneを探す）機能をオフにする
次に、iCloudの「Find My iPhone」機能をオフにすることで、そのiPhoneが他のデバイスで追跡できないようにします。これを行うには。
- 「設定」アプリを開き、Apple IDをタップ。
- 「iCloud」を選択し、「Find My iPhone」を選んでオフにします。
これにより、そのiPhoneはあなたのApple IDに関連付けられたデバイスのリストから削除され、リモート操作ができなくなります。
Apple IDのパスワードを変更する
もしアカウントのセキュリティが不安であれば、Apple IDのパスワードを変更することをお勧めします。これを行うには。
- 「設定」からApple IDを開き、「パスワードとセキュリティ」を選択。
- 「パスワードを変更」をタップして新しいパスワードを設定。
これにより、以前のパスワードではサインインできなくなります。
Apple IDのデバイス管理を確認する
最後に、Apple IDを使用しているすべてのデバイスを管理することも重要です。これにより、そのApple IDがどのデバイスで使用されているかを確認できます。
- 「設定」アプリを開き、Apple IDをタップ。
- 「デバイス」を選択すると、Apple IDを使用しているすべてのデバイスが表示されます。
- 不要なデバイスをタップして、「削除」を選択することで、そのデバイスからApple IDを削除できます。
これで、古いiPhoneがあなたのApple IDを使ってアクセスすることがなくなります。
まとめ
古いiPhoneを他の人に渡す際にApple IDを削除する手順は、サインアウト、Find My iPhoneのオフ、パスワード変更、デバイス管理の確認の順で行います。これらの手順を実行することで、セキュリティを守りつつ、Apple IDの利用を制限できます。
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