Nikon ZFでFX画角で動画撮影する方法:DXトリミングを解除する設定

デジタル一眼レフ

Nikon ZFを使用して、NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sで動画撮影を試みた際に、DXトリミングが自動的に適用されてしまう問題に直面した場合の解決方法を紹介します。これにより、FX画角での撮影を可能にし、フルフレームの広い範囲で美しい映像を撮影できるようになります。

FXとDXモードの違い

まず、Nikon ZFはフルフレーム(FX)とクロップ(DX)の2つのセンサーサイズに対応しています。FXモードではカメラのセンサー全体を使用して撮影できますが、DXモードではセンサーの中心部分だけを使用し、画角が狭くなります。これにより、撮影範囲が制限され、特に動画撮影時に影響を受けることがあります。

動画撮影時にデフォルトでDXトリミングが適用されると、画角が狭くなり、画質が変わるため、フルフレーム(FX)での広い画角を求める場合は、設定を変更する必要があります。

DXトリミングを解除してFX画角で撮影する設定方法

Nikon ZFで動画撮影時にDXトリミングを解除してFX画角で撮影するための手順は次の通りです。

  • カメラを「動画モード」に設定します。
  • メニューから「動画設定」を選択し、「DXクロップ設定」を探します。
  • 「DXクロップ設定」を「オフ」に切り替えます。
  • 設定を保存して、動画を再撮影します。

これで、動画撮影時にフルフレーム(FX)画角で撮影ができ、広い範囲で映像を捉えることができます。

FXモードで撮影する際の注意点

FXモードに切り替えた場合、カメラのセンサー全体を使用するため、より広い画角が得られますが、レンズの選定も重要です。特に、85mmのレンズを使用する場合、被写界深度やボケ味がより強調されることがあります。適切な設定で撮影することで、映像のクオリティが向上します。

また、FXモードでの撮影時にはファイルサイズが大きくなることがあるため、十分なメモリカード容量を確保しておくことをおすすめします。

まとめ

Nikon ZFでFX画角で動画を撮影するためには、DXクロップ設定をオフにするだけで簡単に解決できます。これにより、フルフレームセンサーを活用した広い画角で、より広がりのある美しい映像を撮影できます。動画撮影を楽しむためには、適切な設定を行い、撮影環境に合ったレンズを選ぶことが重要です。

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