初めて自作PCを組む際に、構成や選択すべきパーツに迷ってしまうことは多いです。特にゲームをプレイするためのPCを組む場合、用途に合わせてパーツを選ぶことが重要です。今回は、Apex LegendsやLeague of Legendsといった軽~中量級ゲームを快適にプレイするための自作PC構成に関して、よくある質問に答えていきます。
1. マザーボードのサイズ(ATX, microATXなど)はどれを選ぶべきか
マザーボードのサイズは、ケースのサイズに影響を与えるため、まずケースの大きさを決めてから選びましょう。ATXサイズのマザーボードは拡張性があり、多くのPCIeスロットやメモリスロットが提供されます。microATXは少しコンパクトで、サイズを気にする場合に最適ですが、拡張性は少し制限されます。ゲーム向けの自作PCには、ATXサイズを選ぶことが一般的です。
2. ケースの大きさは過剰ではないか
ケースが大きすぎるとスペースが余ってしまいますが、十分なエアフロー(通気性)を確保できるメリットもあります。サイズが過剰でないか心配であれば、ATXサイズのケースを選んで、適切な冷却性能を確保することをおすすめします。予算に余裕があれば、ケーブルマネジメントがしやすいケースを選ぶと作業が楽になります。
3. ケースファンの選び方
ゲーム向けPCでは冷却が非常に重要です。ケースファンの数と種類を選ぶ際は、エアフローの確保を重視しましょう。一般的には前面に吸気ファンを、背面や上部に排気ファンを配置するのが理想です。人気のあるケースファンは、120mmまたは140mmのファンです。冷却性能を高めるために、静音性も重視して選びましょう。
4. 過剰/不足しているスペックはないか、代替品のおすすめ
ApexやLoLのような軽いゲームでは、最新のCPUやGPUにこだわらなくても十分に快適にプレイできます。例えば、Intel Core i5やAMD Ryzen 5、またはそれ相当のGPU(GTX 1660 SuperやRTX 3060など)でも問題なく動作します。特に、モニターがFHD/180Hzなので、これらのスペックで十分です。過剰に高性能なパーツを選ぶと無駄になってしまうことがありますので、用途に合ったバランスを考えましょう。
5. CPUグリスは付属するか、別途購入が必要か
多くのCPUには、購入時に付属のヒートシンクやファンがセットで付いてきます。その場合、CPUグリスはすでに塗られていることが一般的です。しかし、オーバークロックを行う予定がある場合や、より高性能な冷却を求める場合は、別途高品質のCPUグリスを購入することをおすすめします。
6. 有線LANケーブル以外に別途購入が必要なケーブル類
基本的には、パーツに必要なケーブルは付属している場合が多いですが、PCケースやマザーボードのモデルによっては、追加のSATAケーブルやパワーケーブルが必要な場合もあります。自作PCに必要なケーブル類については、各パーツの仕様を確認しておくと安心です。
7. ほか構成としておかしいところ
構成全体としては、ゲームに特化したPCとして十分に適切です。しかし、もし予算に余裕があれば、より高性能なSSDや、ゲーム時の音響を重視してゲーミングヘッドセットやスピーカーを考慮すると、さらに快適な環境が整います。
8. まとめ
自作PCの構成は、ゲームや作業の用途に合わせてバランスよく選ぶことが重要です。今回紹介したポイントを参考にしながら、自分のニーズに合ったパーツ選びを行ってください。特に、Apex LegendsやLeague of Legendsのような軽中量級ゲームをプレイするのであれば、過剰な性能は必要なく、価格を抑えつつ高性能なPCを組むことができます。
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