Canon R6iiの瞳認識AFと動物撮影【リスや鳥のピント問題】

デジタル一眼レフ

Canon R6iiを使って動物撮影をしている際、特に瞳認識AFの動作に関して不満を感じた方も多いのではないでしょうか。特に、リスや鳥など目が横を向いている草食動物の場合、瞳認識がうまく機能せず、ピントが鼻に合ってしまうなどの問題が発生することがあります。本記事では、Canon R6iiの瞳認識AFとその性能に関して、リスや鳥のような動物を例に解説します。

Canon R6iiの瞳認識AFについて

Canon R6iiは、従来のR6よりも進化したオートフォーカス(AF)システムを搭載しており、特に動物の瞳認識機能が注目されています。この瞳認識AFは、動物の目にピントを合わせる機能で、特にポートレートや動物撮影において非常に有効です。しかし、動物の目が横向きになっている場合や顔が正面を向いていない場合、瞳認識が機能しづらくなることがあります。

このような場合、瞳認識AFは他の部分、例えば鼻にピントを合わせてしまうことがあるため、リスや鳥のような動物を撮影する際には思った通りの画質が得られないことがあります。

動物の目が横を向いている場合の問題点

瞳認識AFがうまく機能するのは、動物が正面を向いているときが最適です。しかし、リスや鳥など目が横向きの動物では、瞳認識機能が目を認識できず、結果として鼻や他の部分にピントが合ってしまうことがあります。この現象は、特に動物の顔が動いている場合や、頭の向きが変わる瞬間に顕著です。

これにより、望んでいたシャープな瞳のアップではなく、ピントがずれてしまい、撮影した画像が使い物にならないことがあります。こうした問題に対処するためには、AFポイントの変更や、ピント合わせを手動で行う方法もあります。

鳥の撮影時における瞳認識AFの問題

鳥などの動物も、瞳認識AFにおいてはリスと同様の問題が生じることがあります。特に、飛行中の鳥や、目を横に向けている瞬間などは、瞳を正確に認識するのが難しく、ピントが外れることが多いです。

鳥のように速い動きをする被写体に対しては、瞳認識AFを使うよりも、動体追従性能の高いAFモードや、手動でのピント調整が有効です。さらに、連写モードやAFポイントの選択肢を適切に活用することで、動きの速い被写体を捉えることができます。

Canon R6とR6iiのAF性能の比較

Canon R6iiは、R6に比べてAF性能が大幅に向上しています。特に、動物の瞳認識AFや目の追従機能が強化され、動きの速い被写体でも精度高くフォーカスを合わせることができます。しかし、リスや鳥のように目が横向きである動物には、依然として課題があります。

R6iiのAF性能は確かに向上していますが、動物の目の向きや動きが関わる場合、R6の方が多少優れていたと感じることもあるかもしれません。このため、状況に応じてAFモードの使い分けが必要です。

まとめ

Canon R6iiの瞳認識AFは、動物撮影において非常に有効ですが、動物の目が横向いている場合や、顔が正面を向いていない場合には、瞳にピントを合わせるのが難しいことがあります。特にリスや鳥のような動物を撮影する際には、AFの性能を最大限に活かすために、AFポイントやモードの調整、または手動でのピント合わせが重要です。

動物の種類や撮影状況に応じて、最適なAF設定を選ぶことが、より良い結果を得るための鍵となります。R6iiは確かにAF性能が向上していますが、状況によりR6の方が優れていると感じることもあるので、設定を工夫して最良の撮影を目指しましょう。

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