プロ野球観戦の楽しみのひとつに、試合中の選手を撮影することがあります。特にエスコンフィールドのような大規模球場では、観客席からグラウンドまでの距離があるため、どのくらいの焦点距離のレンズが必要か迷う方も多いでしょう。本記事では、レフト席からレフトを守る選手を撮る場合のレンズ選びについて解説します。
エスコンフィールドのレフト席と選手までの距離
エスコンフィールドの外野席から守備位置までは、目測でおよそ30〜50mほどの距離があります。座席位置にもよりますが、レフトの選手をアップで撮影したい場合は、一般的な標準レンズでは距離が足りず、望遠レンズが必要となります。
例えば、APS-C機で200mmを使えば選手の全身をフレームに収められる程度ですが、顔の表情までしっかり撮りたいなら300mm以上が望ましいです。
必要なレンズ焦点距離の目安
- 200mmクラス:選手の全身ショット向き
- 300mmクラス:腰から上、動きのあるシーンを切り取れる
- 400mm以上:表情やプレー中の細かい仕草まで狙える
一眼レフやミラーレスのAPS-C機なら「焦点距離×1.5倍」の画角になるため、200mmでも実質300mm相当の望遠効果が得られます。
撮影の実例
例えば、Canonの70-300mmズームレンズを使用してレフト席から撮影すると、300mm側で選手の表情や守備動作をある程度大きく切り取ることができます。Nikonの200-500mmズームを使用した場合は、さらに迫力あるアップを撮影でき、打球処理の瞬間やキャッチ体勢を鮮明に収められます。
コストと携帯性のバランス
400mm以上のレンズは大きく重くなるため、持ち運びや取り回しに苦労します。野球観戦に気軽に持ち込みたいなら、70-300mmや100-400mmのズームレンズがバランスの良い選択肢です。最近では軽量で手ブレ補正の効いたモデルも増えており、初心者でも扱いやすいです。
まとめ
エスコンのレフト席からレフトの選手を撮影するなら、最低でも200mm以上、可能なら300〜400mmクラスの望遠レンズを用意すると満足度が高いです。全身を狙うのか、表情までアップで撮りたいのかで選ぶ焦点距離が変わるため、目的に合わせてレンズを選びましょう。ズームレンズを活用すれば、シーンに応じて柔軟に対応できるため特におすすめです。
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