自宅から150m離れた場所の青空駐車場に駐車している車に心当たりのない傷がついてしまった場合、車内に防犯カメラを設置したいと考えるのは理にかなっています。この記事では、車内に設置するためのカメラ選びのポイントや設置方法、特にバッテリー駆動のカメラの選択肢について解説します。
1. 車内で使用する防犯カメラの条件
車内で使用する防犯カメラを選ぶ際、以下の条件を満たすことが重要です。
- バッテリー駆動で、エンジンをかけっぱなしにしなくても長時間録画が可能
- 高温対応:車内は夏場などに高温になるため、耐熱性があるカメラを選ぶ必要があります
- 夜間撮影が可能:夕方や暗くなる時間帯にも撮影できるよう、夜間撮影機能(赤外線機能や暗視機能)が必要です
2. バッテリー駆動の防犯カメラの選び方
バッテリー駆動のカメラは、充電が必要ですが、車内で使用する場合、外部電源を使うことができないため、充電式のモデルを選ぶと便利です。充電後、数時間から十数時間の録画が可能なカメラを選びましょう。
例えば、Reolink Goなどのバッテリー駆動の防犯カメラは、スマートフォンと連携し、いつでも映像を確認することができるため、便利です。また、Arlo Goなども、高い耐熱性と長時間録画が可能なモデルとしておすすめです。
3. GoPro HERO7を活用する方法
もし手元にGoPro HERO7をお持ちであれば、それを防犯カメラとして使用する方法もあります。GoProはバッテリー駆動で、外部電源を使用せずに録画が可能です。ただし、車内で使用するにはいくつか工夫が必要です。
GoPro HERO7を車内で使用するためには、車に取り付けるためのマウントや、カメラを安全に固定するためのアクセサリーを用意する必要があります。また、録画時間を延ばすために、外部バッテリーやモバイルバッテリーを活用すると良いでしょう。
4. 夜間の暗視機能について
車の周囲を撮影する場合、特に夜間の撮影が重要です。昼間は問題なく撮影できても、秋冬の夕方や夜間になると、ボール遊びなどの原因で傷がついた場合に証拠を得ることができません。
そのため、暗視機能が備わったカメラを選ぶことが必要です。赤外線ライトを搭載したカメラや、低照度でも鮮明に撮影できるカメラを選ぶと、夜間でも安心です。
5. 設置場所と車内の温度管理
車内は非常に高温になることがあるため、防犯カメラは高温にも耐えられる仕様で選ぶことが重要です。カメラによっては、高温で故障するリスクがあるため、耐熱性の高いカメラを選んでください。
また、車の窓を少し開けることで、温度上昇を抑えることができますが、冬場や冷暖房の効いた車内で使用する際は、カメラの位置や設置方法を工夫しましょう。
6. まとめ
車内に防犯カメラを設置するには、バッテリー駆動で長時間録画が可能なカメラを選ぶことが大切です。特に、夜間撮影や高温耐性に配慮し、GoPro HERO7を活用する場合は外部バッテリーやマウントを利用することで、より便利に使用できます。安全で効果的な防犯のために、適切なカメラと設置方法を選んでください。
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