予算を抑えた自作PCの部品選びと組み立て方:学校の課題や軽いゲーム向け

周辺機器

自作PCを作りたいけれど、PCに詳しくないし予算が限られているという方に向けて、学校の課題や軽いゲーム(例えば原神など)を快適にこなせる自作PCを組み立てる方法を解説します。中古のパーツを活用し、コストを抑えつつ、必要な性能を確保するための部品選びと組み立てのポイントをご紹介します。

自作PCに必要な基本的な部品

自作PCを作るためには、基本的に以下の部品が必要です。これらの部品を選ぶ際には、用途に合った性能を選ぶことが重要です。

  • CPU(中央処理装置) – PCの頭脳。処理速度が重要で、予算に合わせたものを選びましょう。
  • マザーボード – 他の部品を接続するための基盤。選ぶ際には、CPUと対応するソケット規格を確認してください。
  • メモリ(RAM) – 作業をスムーズにするために重要。最低でも8GBを目安に選びましょう。
  • ストレージ(SSDまたはHDD) – データを保存するためのディスク。SSDは高速で、HDDはコストパフォーマンスが良いです。
  • グラフィックボード(GPU) – ゲームや映像表示に必要。軽いゲームなら、低価格なグラフィックボードでも十分です。
  • 電源ユニット(PSU) – PCに電力を供給する部品。品質が低いとトラブルの原因になります。
  • PCケース – 全ての部品を収めるケース。サイズや通気性を考慮しましょう。

予算内での部品選びと中古品活用

予算が限られている場合は、中古品を利用することが賢明です。ハードオフやメルカリなどの市場で、性能が十分であり、状態が良い部品を選びましょう。

例えば、CPUやGPU、メモリ、ストレージは中古でも十分使えるものがあります。特に、予算を抑えつつも軽いゲームを快適に動作させたい場合、以下のような部品を選ぶと良いでしょう。

おすすめの部品例(中古を活用)

  • CPU:AMD Ryzen 3 3200GやIntel Core i5 2400など。これらはコストパフォーマンスが良く、軽いゲームや学校の課題に対応できます。
  • マザーボード:中古のB450やB460チップセットのもの。これらはリーズナブルで、一般的な用途に十分対応できます。
  • メモリ:8GBのDDR4メモリ(例えば、Corsair Vengeance LPXなど)。予算があれば16GBを選ぶとより快適です。
  • GPU:軽いゲーム向けならGTX 1650やRX 570が適しています。これらは性能と価格のバランスが取れています。
  • ストレージ:256GBのSSD。HDDに比べて読み書き速度が圧倒的に速いです。
  • 電源ユニット(PSU):CorsairやEVGAの550W〜600Wのもの。品質を重視して選びましょう。
  • PCケース:価格が抑えられたシンプルなもの(例:Cooler Master MasterBox Q300L)。通気性が良いものを選ぶことが大切です。

部品選びの注意点

中古部品を購入する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 動作確認:購入前に動作確認を必ず行い、問題がないかチェックしてください。
  • パーツの互換性:特にCPUとマザーボードのソケット規格が合っているかを確認しましょう。
  • 保証:保証がついているものを選ぶと安心です。

組み立て時の基本的な流れ

自作PCの組み立ては以下の流れで行います。

  • マザーボードにCPUとメモリを取り付ける
  • CPUクーラーを取り付ける
  • ストレージ(SSDまたはHDD)をマザーボードに接続する
  • グラフィックボード(GPU)をPCIeスロットに取り付ける
  • 電源ユニット(PSU)を取り付け、ケーブルを接続する
  • PCケースにすべての部品を組み込む
  • 起動して、BIOS設定やOSインストールを行う

まとめ

予算を抑えつつ、学校の課題や軽いゲームを快適に動作させる自作PCを組み立てることは可能です。中古品を賢く活用し、必要最低限の性能を持つ部品を選ぶことで、コストを抑えながらも十分に使えるPCが作れます。部品選びと組み立ての際は、互換性や動作確認を忘れずに行いましょう。

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