カメラのレンズやモードダイヤルに砂やゴミが入ると、ジャリジャリとした感触が残り、操作がしにくくなります。特に体育祭などの屋外撮影で砂やほこりが入りやすいため、早急な対処が求められます。この記事では、カメラに砂が入った場合の対処法を紹介します。
カメラのジャリジャリ感の原因
カメラのレンズやモードダイヤルに砂が入ると、内部の可動部分に影響を与え、動きがスムーズでなくなり、ジャリジャリとした感触が生じます。この現象は、レンズのコントロールリングやモードダイヤルの軸部分に微細なゴミや砂が入り込むことによって発生します。
また、砂が微細であるため、目で見てわかるほどの変化はないことが多く、手で回したときに異常を感じる場合が多いです。これは、砂が摩擦を引き起こしているためです。
ブロワーで砂を取り除く方法
ブロワーで砂を吹き飛ばしても改善しない場合、より効果的な方法が必要です。まずは、カメラ本体を静かな場所でしっかりと安定させ、ブロワーで再度風を吹きかけてみましょう。この際、風を強く吹きすぎないよう注意し、砂が飛び散らないようにします。
もしブロワーだけで取り除けない場合は、次の手順を試してみてください。
カメラの分解を避けるための対処法
カメラの内部に砂が入ると、自己解決が難しくなることがあります。そのため、まずは分解せずに外部から取り除ける方法を試しましょう。
- エアダスターを使用:ブロワーで取りきれなかった砂をエアダスターで吹き飛ばす方法です。エアダスターを使うことで、より強力にゴミを吹き飛ばすことができます。
- レンズの取り外し:もし可能であれば、レンズを外して掃除を試みてください。ただし、自己流でレンズを外すことはカメラを傷つける原因となるので、専門的な知識がない場合はカメラ店に相談するのが安全です。
カメラ修理に出すタイミング
もし、上記の方法で改善しない場合や、操作がスムーズに戻らない場合は、カメラ専門の修理店に持ち込むことをお勧めします。内部に砂が入り込んでいると、カメラ内部の部品に損傷を与える恐れがあるため、早めに修理を依頼することが重要です。
まとめ
カメラのレンズやモードダイヤルに砂が入った場合、まずはブロワーやエアダスターを使用して外部から取り除くことを試みましょう。それでも改善しない場合や、内部にゴミが入り込んでいる場合は、専門の修理店に相談することが最も安全な対策です。屋外撮影時には、カメラを保護するカバーを使うことで、ゴミや砂の侵入を防ぐことができます。
コメント