16mmで撮った写真と20mmで撮った写真の画角の違いについて

デジタル一眼レフ

カメラでの撮影時、焦点距離やクロップによる画角の違いは重要なポイントです。特に16mmで撮った写真を20mmでクロップする場合や、16-35mmや20mm単焦点レンズを使用して撮影した場合、画角にどのような違いが生じるのかについて解説します。

16mmで撮った写真を20mmでクロップした場合の画角の違い

16mmで撮影した写真を20mmでクロップすると、実際には画素数が減り、画角も狭くなります。クロップするということは、元の画像から一部を切り取ることを意味しますので、広角の16mmで撮った写真に比べて、狭い範囲の映像が残ります。ただし、これにより画素数は減少するものの、レンズによる歪みなどは基本的に元の画像と同じものが維持されます。

20mmレンズで撮影した場合の画角

一方、20mmのレンズで撮影した場合、クロップではなく最初からその焦点距離で撮影されるため、広角感が異なります。特に、広角レンズは被写体に歪みを与えることがあり、16mmに比べて20mmはわずかに画角が狭く、また歪みの強さが少し変わります。しかし、20mmレンズでの撮影では、クロップに比べて歪みの違いは控えめであり、全体的により自然な見え方になることがあります。

歪みと画角の関係

焦点距離が短いレンズ、特に16mmなどの広角レンズでは、写真の周辺部に歪みが生じることがあります。この歪みは、クロップを行ってもそのまま残る可能性が高いです。一方、20mmレンズでは歪みが少なく、特にポートレートなどには適した焦点距離です。ただし、どちらの場合でもレンズの特性が画角や歪みに影響を与えるため、単純なクロップだけでは同じ結果を得ることはできません。

まとめ

16mmで撮った写真を20mmでクロップすることは、画素数を減らし画角を狭めることになりますが、歪みの問題は大きく変わりません。一方、20mmのレンズで撮影した場合、元々の焦点距離で歪みが少なく、画角が若干狭くなりますが、結果的により自然な見え方になることが多いです。クロップと焦点距離の違いを理解し、使用するレンズに応じて撮影スタイルを選んでください。

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