新しく家を建てる際に、防犯カメラの設置を検討している方は多いですが、ガルバリウム鋼板の外壁に穴を開けたくないという悩みを抱える方も多いです。本記事では、穴を開けずに防犯カメラを設置する方法について、必要なアイテムや注意点を紹介します。さらに、通信式のカメラやソーラーパネルの給電方法についても解説します。
1. 防犯カメラ用のマグネットマウントの選び方
穴を開けずに防犯カメラを設置するためには、マグネットタイプのマウントが便利です。最近では、ガルバリウム鋼板や金属面に取り付けることができるマグネットマウントが多く販売されています。マグネットマウントは、簡単に取り外し可能で、必要に応じて移動できるのが大きなメリットです。
例えば、サンワサプライのマグネットカメラマウントを使用すれば、カメラの取り付けも簡単に行えるため、特に穴を開けたくない場合に最適です。さらに、マウント自体に1/4インチネジがついているタイプのものを選べば、ほとんどのカメラを取り付けることができます。
2. ソーラーパネルでの給電が可能か
ソーラーパネルで防犯カメラに給電する方法もあります。屋外に設置するカメラの場合、特に電源ケーブルの引き回しが面倒なことが多いですが、ソーラーパネルを使えば、ケーブルなしで安定した電源供給が可能です。
ソーラーパネルを使った給電には、カメラがソーラーパネルに対応していることが前提です。最近では、屋外用の防犯カメラがソーラーパネルとセットで販売されていることもあります。これにより、電池切れや電源問題を心配することなく、長期間にわたって使用できます。
3. 通信式防犯カメラは使用できるか
ガルバリウム鋼板の外壁に電波を遮断されることを懸念する方も多いですが、通信式の防犯カメラは通常、Wi-Fiや4G通信を使って映像を送信するため、電波の通りやすさが重要です。金属製の外壁は電波を遮断することがあるため、通信式カメラの設置場所を慎重に選ぶ必要があります。
電波の遮断を防ぐためには、カメラの受信エリアを可能な限り金属面から離すことが重要です。もし信号が弱くなる場合は、Wi-Fi中継機や4Gルーターを利用して、電波を強化することが有効です。
4. SDカード録画対応のカメラでの利用
もし、インターネット接続が不安定な場合でも、SDカードに録画して後で確認できるタイプのカメラを使用する方法もあります。SDカードに録画されるデータは、インターネット接続なしで後から再生できるため、信号の遮断が問題になりません。
多くの防犯カメラは、録画したデータをSDカードに保存し、上書き保存を自動で行う機能を搭載しています。この機能により、長期間にわたって録画を行っても、古いデータが上書きされて常に最新のデータを保持することができます。
5. まとめ
ガルバリウム鋼板の外壁に穴を開けずに防犯カメラを設置する方法として、マグネットタイプのカメラマウントを利用することが一つの解決策です。また、ソーラーパネルによる給電や、通信式カメラの設置についても工夫次第で対応可能です。電波遮断の問題についても、信号強化のための設備を導入することで解決できます。防犯カメラの設置を簡単に行いたい場合は、これらの方法を検討してみてください。
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