iTunesで購入した楽曲が「ミュージック」アプリに追加される際、アーティスト名や曲名がローマ字表記に変わってしまうことがあります。これは、iTunesやミュージックの設定が原因である場合があります。本記事では、ローマ字表記を元の日本語表記に戻す方法を解説します。
iTunesとミュージックアプリの設定を確認しよう
まず最初に確認すべきことは、iTunesやミュージックアプリの設定が適切に行われているかどうかです。特に「ロケール設定」が関係しており、これにより曲名やアーティスト名が自動的に変更されることがあります。
設定を確認するためには、iTunesまたはミュージックアプリを開き、環境設定(「設定」や「プレファレンス」)をチェックします。日本語環境で使用している場合、ロケールが「日本」に設定されていることを確認してください。
自動修正機能をオフにする
iTunesやミュージックアプリには、購入した楽曲のメタデータ(アーティスト名やアルバム名など)を自動的に修正する機能があります。この機能が原因でローマ字表記に変わることがあるため、これをオフにすることが解決策になります。
設定方法は、iTunesまたはミュージックアプリを開き、「設定」から「一般」を選択し、「自動的にメタデータを修正」オプションを無効にします。この設定を変更すると、以後、手動でメタデータを編集するまで自動修正が行われなくなります。
楽曲のメタデータを手動で編集する
iTunesまたはミュージックアプリで、ローマ字表記になった楽曲のメタデータを手動で修正することもできます。楽曲を選択し、右クリックして「情報を見る」を選択します。表示されたウィンドウで、「曲名」や「アーティスト名」を修正することができます。
特に、アーティスト名やアルバム名がローマ字で表示される場合、日本語に戻すことで、より正しい表記になります。修正後は、変更内容がミュージックアプリに反映され、元の日本語表記に戻すことができます。
iCloudと同期の影響を確認する
iTunesで購入した楽曲がiCloudを通じて同期されると、iCloud上の楽曲情報が自動的にミュージックアプリに反映されます。そのため、iCloudの設定が影響している可能性があります。
iCloudの設定を確認し、必要に応じてiCloudから楽曲を再ダウンロードすることで、メタデータが正しく表示されることがあります。iCloudの同期をオフにしてから再度同期を行うことで、問題が解消されることもあります。
まとめ
iTunesで購入した楽曲がミュージックアプリでローマ字表記になってしまう問題は、設定や同期が原因であることが多いです。設定を確認し、自動修正機能をオフにしたり、手動でメタデータを修正したりすることで、元の日本語表記に戻すことができます。iCloudの設定も影響を与える場合があるので、こちらも確認してみてください。


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