フルサイズの105mmレンズを使って撮影をしていると、同じ焦点距離を中判センサーで使うときにどれくらいの換算値になるか疑問に思うことがあります。今回は、フルサイズ105mmレンズを中判センサーで使用した場合の換算について詳しく解説します。
センサーサイズの違いと換算について
センサーサイズの違いが焦点距離に与える影響は大きいです。焦点距離が同じでも、センサーサイズが異なると実際に得られる画角(視野)は変わります。これを「換算焦点距離」と言います。フルサイズセンサーと中判センサーの換算について知ることで、撮影時のイメージをより正確に予測できます。
フルサイズと中判センサーの換算方法
フルサイズのセンサーサイズは35mmフィルムと同じ大きさ(36mm x 24mm)です。これに対して中判センサーは、一般的にフルサイズより大きく、例えば「645」フォーマット(56mm x 41.5mm)や「6×6」フォーマット(56mm x 56mm)などがあります。
フルサイズの105mmレンズを中判センサーで使用する場合、画角の違いを補正するために焦点距離を換算します。換算式は、センサーサイズの比率を使って計算できます。
実際の換算例
例えば、「645」フォーマットの中判センサーを使う場合、センサーサイズの比率はおおよそフルサイズの1.5倍程度です。したがって、フルサイズの105mmレンズを中判センサーに換算すると、105mm × 1.5 = 約157.5mmに相当します。
中判センサーの大きさによってこの換算値は若干異なるため、使用しているセンサーサイズを基に計算を行うことが重要です。
まとめ
フルサイズの105mmレンズを中判センサーで使用する場合、センサーサイズの比率に基づいて焦点距離が換算され、例えば「645」フォーマットでは約157.5mmに相当します。センサーサイズの違いを理解し、適切な換算を行うことで、撮影における画角や焦点距離の予測がより正確になります。


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