Canon EOS R5 Mark IIを使用していると、HDMIでiPhoneなどに接続した際、カメラ本体のファインダーや背面モニターが消えてしまう問題が発生することがあります。この現象を解決する方法について、設定や回避策を解説します。
Canon EOS R5 Mark IIのHDMI接続時の仕様
Canon EOS R5 Mark IIでは、HDMI接続を行うと、通常、カメラ本体のファインダーや背面モニターの表示がオフになります。これは、カメラが外部ディスプレイに映像を出力する際の仕様として一般的です。外部ディスプレイが優先され、内部ディスプレイは自動的に無効になります。
この挙動は、多くのカメラで見られるものですが、特定の設定を変更することで、ファインダーや背面モニターを表示させる方法があるかもしれません。
設定の確認と変更方法
まず、カメラ内の設定メニューを確認しましょう。Canon EOS R5 Mark IIには、HDMI出力時の動作に関する設定がいくつかあります。通常、メニュー内に「HDMI出力」や「ディスプレイ設定」などの項目があります。
「HDMI出力設定」で、外部モニターに映像を送る設定を変更することが可能です。これを「Auto」や「Both」などに設定することで、カメラ本体のモニターも併せて表示されるように調整できることがあります。設定が見つからない場合は、取扱説明書を参照するか、Canonサポートに問い合わせることをお勧めします。
HDMI出力でファインダーと背面モニターを同時に表示させる回避策
もし、設定で解決しない場合、別の回避策を試すことができます。例えば、カメラのメニューから「ライブビュー撮影モード」を選択し、ファインダーと背面モニターが同時に表示される状態にします。次に、HDMI接続を行い、映像が外部ディスプレイに出力されているか確認してください。
また、外部モニターの設定を変更することで、カメラ側での映像出力と外部ディスプレイの切り替え方法を調整できる場合もあります。外部ディスプレイでの映像表示を優先させる設定や、複数の表示を同時に行うための設定がある場合もありますので、こちらも確認してみてください。
他の方法で回避する
もし上記の設定変更や回避策がうまくいかない場合、SeeMoのような外部デバイスに頼らず、別の映像キャプチャ方法を検討することも一つの手です。例えば、直接外部ディスプレイに接続することで、HDMI経由での映像表示とファインダー表示を別々に管理する方法もあります。
また、他の外部デバイスやキャプチャ機器を利用することで、よりスムーズにファインダーと外部映像の同時表示を実現する方法もあります。これについても、必要に応じて別の方法を試してみると良いでしょう。
まとめ
Canon EOS R5 Mark IIでHDMI接続時にファインダーと背面モニターを同時表示する方法は、設定の変更や外部デバイスの利用によって解決できる場合があります。まずはカメラ内の設定を見直し、HDMI出力の設定を調整してみましょう。もしうまくいかない場合は、別の回避策や外部デバイスの活用を検討することも一つの選択肢です。
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