ポータブル電源デルタプロ3のソーラー入力ポートの接続方法について

家電、AV機器

ポータブル電源「デルタプロ3」へのソーラーパネルの接続方法について、特に高圧側・低圧側で異なる種類のソーラーパネルを使ったり、並列や直列接続を行った場合の安全性や問題点を解説します。

1. デルタプロ3のソーラー入力ポートの仕様

デルタプロ3には、異なる電圧範囲で動作する2つのソーラー入力ポートがあります。高圧側(60〜150V、15A)は主に高出力のソーラーパネルに対応しており、低圧側(11〜60V、20A)は比較的低出力のソーラーパネルに使用されます。これらのポートを適切に使用することで、充電効率を最大化できます。

2. 高圧側と低圧側でのソーラーパネル接続方法

質問に記載されたように、高圧側と低圧側で異なるソーラーパネルを直列・並列接続しても問題があるかについてですが、基本的には両方のポートに対応する仕様に合ったソーラーパネルを使用する必要があります。例えば、高圧側に開放電圧38.25Vのソーラーパネルを3枚直列で接続することは、60〜150Vの範囲内なので適切です。低圧側には47.29Vの開放電圧を持つソーラーパネルを2枚並列接続することも、11〜60Vの範囲内であれば問題なく接続可能です。

3. 接続方法の注意点

異なる種類のソーラーパネルを使用する際には、出力電圧と電流が各ポートに適切に一致することが重要です。直列接続は電圧が加算され、並列接続は電流が加算されますが、これがポートの最大定格を超えないように注意する必要があります。また、ソーラーパネルの出力特性(開放電圧、短絡電流、最大出力)をよく確認し、それぞれのポートが最大定格を超えないように配慮しましょう。

4. 組み合わせるソーラーパネルの選び方

異なる出力のソーラーパネルを組み合わせて使用する際は、出力電圧や電流の範囲が一致していることが重要です。また、デルタプロ3は複数のソーラーパネルを直列または並列で接続して使うことができ、適切に接続すれば効率的に充電を行うことができます。接続前に、必ずポートの最大定格を超えないか確認し、安全に使用できるかどうかを判断しましょう。

まとめ

デルタプロ3の高圧側・低圧側のポートに異なる種類のソーラーパネルを直列や並列で接続することは、正しい接続方法を守れば問題なく使用できます。出力電圧や電流の範囲を正確に確認し、過剰な電圧や電流が流れないように注意することが、安全に使用するためのポイントです。

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